2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

赤川林道・第一渡渉まで

中野ダムのダムサイトに車を止めようとしたら、林道に繋がるダム湖岸の道路が除雪されている。駐車スペースを探しながら車を進めると除雪はさらに奥へいざなうように続いている。歩くために来ていると言い聞かせるように雪を押して道が広げられている所に車…

駒ケ岳の大斜面の雪は光に輝いてまるで白い炎を上げて燃えているようだ。足元に流れ来る水は気のせいか優しさを感じる。冬真っ盛りの駒ケ岳とのギャップにも春を探してしまう。 白焔の山を逃げ来る春の水 未曉 この水も雪を溶かした小さな一滴から沢となって…

確定申告

確定申告に取り組んだ。「取り組んだ」というほどのことはない。年金だけの所得だからたかが知れている。昨年からインターネットを利用してコンピューターで申告書を作成することにした。数字を打ち込むだけで計算もインプットもしてくれるのですごく簡単で…

今日は中野ダムからアメダス口まで歩く予定だったが、朝から山が見えない。天気予報も芳しくないので「たぶん」と思っていたら案の定Yamaさんから中止の連絡が来た。所在無くパソコンに向かっていたら、だんだん天候が悪くなってきた。判断大正解である…

近頃の天気予報は当たらない。良い方に外れる分には文句も来ないとでも言うように、大概悪いと思っていると好天気になっていることが多い。結局文句にはならない。天気予報は当たらないという印象だけが残る。 早朝うっすらと雪が積もっていたのでカメラを持…

ニュースで見て今朝の嵐が思いのほか強かったことを知った。朝起きて窓の外を見たら新道の高架橋の下は地吹雪の遊び場になっていた。こんな天気でも犬は外を歩きたいのだろう。散歩の女性が犬に曳かれて行く。犬は地吹雪で見えなくなる。 地吹雪やかくれし犬…

関東地方は今日の嵐を「春一番」と宣言した。雨が強い雨だれとなってウッドデッキに積もった雪の下にもぐっていく。シートは敷いてあるけれど心配になる。これだけで春にはなるまいが、兆しには違いない。残っていた物置の屋根の雪が今落ちた。 冬ざれのささ…

お雛様を飾った。今は亡き両親が長女の初雛のときに買ってくれたケースに入った内裏様だけのお雛様である。ひな祭りの曲がオルゴールで流れる。二番目も女の子だったのでひな祭りは我が家としては少し華やいだお祝いではあった。娘たちは今東京にいるので何…

Kudoさんが山繭を見つけてくれた。帰ってから調べようと思っていたが、Yamaさんが先に調べてくれて電話で教えてもらった。うすたび蛾という蛾の繭だそうだ。白一色の世界で、色といえるのが、草木の枯れ色と空の青さだけの中でこの山繭は見事なまで…

昨日は雪の駒ケ岳を堪能した歩きだった。駒ケ岳の美しさは独立峰だということと、鋭い剣が峰を持っていることに由るだろう。それに加えて青空、白い雲、木が少ない山肌を滑らかに真っ白に覆う雪…。 駒ケ岳雪の稜線海に入れ 未曉 空を刺す剣が峰より雪煙り 未…

駒ケ岳山麓・貧乏人根性

大沼トンネルを抜けると駒ケ岳が青空に美しい。今日は曇りがちの天気予報だったがいつもどおり良い方に外れて絶好のトレッキング日和だ。 国際セミナーハウスの駐車場に車を置き、湖畔を歩き出した。湖畔一周道路は雪が無い。背中のスノーシューがおおげさか…

20日はNHK、フォト五七五の締切日でもある。二月のテーマは「告げる」。きっとバレンタインデーがらみの、恋心の告白などという淡いピンクやブルーのフォト五七五で溢れるにちがいない。私が考えるそのあたりの「告げる」は古色蒼然、思い出すにしても…

私の家からJRを背に西へ少し歩いただけで西桔梗の畑地帯になる。今は一面雪が覆った白銀の起伏だがその中で働く一団がある。秋に収穫したジャガイモを積み上げ、シバレないようにシートや土をかぶせて囲っておいたものを市場の動向に合わせて掘り出してい…

結局、なにもしない一日になってしまった。 こういう日は句作にも窮するから仕方なく歳時記をめくりだす。父が残した「日本大歳時記」という講談社出版の分厚い歳時記を読み出すと止まらなくなる。日本の言葉の豊かさは汲めども尽きない。私の知らない、体感…

昨日と今日の雪が屋根から落ちて我が家の狭い庭に小高い山を作った。今年は多いとか少ないとか言っていてもいつもどこかで帳尻を合わせているかのようにこの山ができる。この雪で、庭のあらが見えなくなって落ち着く。 狭庭埋め雪も我が家となりにけり 未曉 …

久しぶりに手ごたえのある朝の雪掻きになった。暗いうちから始めた。薄明の空から湧き出すように不利来る雪は不気味でさえある。帽子やスキーウエァの肩に雪が打ち付けるように積もる。 神ほろふ薄衣乱舞雪無尽 未曉 もしかしたら始業が遅れる連絡が入るかも…

夜になって吹雪いてきた。遅くなった妻が「もうすごく積もってるよ」という。明日は荒れそうな予感がする。夜、二階の窓からいつものように外を見る。高架橋の影の下に函館の街灯りがさんざめき見えるのだが今日は灰色の空間に雪が踊り狂うばかりである。J…

氷割りをした。雨を含むこの二三日の暖気で物置の雪が落ちた。この物置の軒下は雪掻き時の排泄通路になるので落ちたままにしておくとママさんダンプがままならない。昨日落ちた雪は凍っていないが、それまでに少しずつ落ちていた雪や屋根から落ちた水が凍っ…

今日は妻にしてみれば三連休の最終日。展覧会を見たいというので一緒した。美術館に車を置いて本町の画廊そして終わりに芸術ホールで市民の冬アート展を見て帰ってきた。私の目当ては、美術館の鎌田俳奈子展である。 私には抽象画は良くわからないが、画面を…

Kudさんがわたしの俳グラ作品を額に入れて飾ってくれたという。はじめてである。そんなつもりで作品をあげたのではなく、白根葵の花殻を教えてもらい、その日初めてのマクロ撮影でそこそこ写せたので見てもらおうとしただけだった。でもうれしい。 俳句はシ…

土曜日はバドミントンで汗を流す。小学校の体育館へはグランドを横切っていく。少し温かかったので溶けた表面がまたぶり返した寒さでつるつる路面になった。このごろ、年のせいだろうか足元の滑るのが怖くなった。 三寒となりて四温を忘れたり 未曉 バドミン…

七飯俳句サークルから帰るとすぐ次月の兼題で作りたくなる。一ヶ月先の季題だから当然イメージや経験を思い出して作ることになる。案外楽に五七五になるが、結構この最初の句にとらわれる。この時期になったら水の温さに指を濡らし、春泥を歩いてみるつもり…

例会の前に用意した兼題句が気に入らず急遽作り直した。 「日脚伸ぶ」の本意が、待ち遠しい春へ近づく確かな兆しとしてとらえることにあるならば…。折から舞い込んだ葉書の末筆にあった快気を報せる一行をいただいた。 一葉の快気の報せ日脚伸ぶ 未曉 兼題で…

二週に一度、義母を堀川町のマッサージ治療院へ送迎する。治療している一時間半の時間つぶしも結構重宝である。今日は、カメラに慣れることと俳句がものにできればと大森浜に出かけた。近いし、駐車ができる。 冷たい分、重い感じの波が寄せては返していた。…

七飯岳・スノーシュー

城岱道路のゲートから石切り場との境の尾根へ取り付き、石切り場の作業道路を伝うまではつぼ足で歩いた。七飯岳直下の牧場斜面にぶつかる尾根の林間入り口でスノーシューを履いた。つぼ足と樏で作られたトレースを辿り登って行く。枝をくぐり、樹間を縫って…

立春にふさわしい天気になった。登校時小学校の前を通った。気のせいかみんな元気に見える。 立春や誘ふ光もおす風邪も 未曉 近所の家の赤い色の屋根から雪が消えて青空に映えている 空晴れて屋根の軽きや春立ぬ 未曉

買ってきた大豆を煎ろうとしたらすでに食べられるようになっていた。一応仏壇に供え仏さんにお払いしてもらった。娘たちが家を離れてからは豆まきはしていない。夫婦で豆を食うだけの節分である。ついでにこんな機会でもなければ食べることの無い旭豆なども…

模様替え(後)

沈んできたのである。壁の関係やウッドデッキへの出入り、仏壇の前も空けなければならないなどを考えるとどうしてもパソコン関係をその接合部分に置かなければならず、それに伴って机やパソコンデスクがそこに集まってしまった。プラス私の体重である。敷居…

模様替え(前)

中学時代から高校大学…いや、進学や就職の受験のときの試験勉強は、まず部屋、もしくは机上の整理整頓から始まった。きっと、普段何もしないでいるからいきなり机に向かうのはギャップが大きいというかハードルが高いのだろう。さも「勉強に立ち向かえないの…