2007-03-01から1ヶ月間の記事一覧

アンナプルナ・ダウラギリ展望トレッキング(2)

3/31 ソウル〜カトマンズ 6時のモーニングコールは、今回も同室のKoさんが聞いてくれた。何度か雷の音を聞いた。早口で鋭い感じがする韓国人の朝の会話も耳に入っていた。そんなうつらうつらから目覚めた。カトマンズは暑いのかなーと思いながらも心配でタ…

山道楽115=アンナプルナ・ダウラギリ展望トレッキング(1)

[山道楽]アンナプルナ・ダウラギリ展望トレッキング(1) 3/30 函館〜千歳〜ソウル 玄関前に出していたスーツケースとザックをSakagさんの車に積み込んで三度目のネパール、アンナプルナ・ダウラギリ展望トレッキングがスタートした。60歳前半の男4人は…

春眠の窓に急がぬ雲の在り 未曉 老幹の捩れを嬌態に花万朶 未曉

春の霜ひととき夢を捨てんとす 未曉 春愁やウッドデッキの肘枕 未曉

朝寝した娘に言いよどむ春休み 未曉 NHK俳句5月兼題「花」 公園に千分の一のわが桜 未曉

NHK俳句5月兼題「花」 老幹の嬌態に万朶の花衣 未曉 餌をねだる痩狐の垂れ尾山桜 未曉

遠野の帰りはフェリーになった。 波高く春の闇縫ふ船灯り 未曉 春宵の港が揺れて離岸する 未曉

「吉野屋」〓遠野市

盛岡から花巻そして遠野から仙人峠を経て太平洋岸までの釜石街道は遠野の部分でバイパスになっている。駅前の蕎麦屋からバイパスに面したファミレス風の蕎麦屋へ変わるべくして吉野屋は変わっていた。 12時少し前入店、1050円のひつこ蕎麦を頼んだ。メ…

「吉野家」〓遠野市

思いがけず遠野市の再訪が成った。義弟のお父さんの葬儀に出ることになったからである。葬儀への旅とは言え、やはり旅、特に民話の故郷「遠野」への旅は旅情をそそられる。また、民話など伝統を強く残す地方のお葬式の様子を見られることも楽しみにしていた…

春愁や遠野の里の灯を沈め 未曉 念仏の大数珠止まり春の宵 未曉

葬儀出席のため遠野市へ 語り部の声訥々と雪遠野 未曉 葬列の晒の白さ曇り空 未曉

少雪で閉鎖の仁山スキー場を大平観音まで登る 田の上に三十三の雪観音 未曉 観音の裾の雪打つ日の光 未曉

NHK俳句5月兼題「春眠」 春眠や太鼓腹のみ規則あり 未曉 「朝寝」で 朝寝せり窓の明るさ寝苦しく 未曉

日陰雪踏み音させてかくれんぼ 未曉 夕空や春の明星独占す 未曉

2週間ぶりに函館山散策 ウォーキング人あちこちに雪間苔 未曉 NHK俳句3月兼題「耕」 春耕や割られ地に帰す去年の芋 未曉

NHK俳句5月2日放送分投稿 遠嶺の裾耕しの刃に到る 未曉 昨日登った楢山で 楢の株墓のごと楢山眠る 未曉

{山道楽]楢山・初めての山

先週あっけなく終わった日暮山の帰り余った時間で取り付き箇所を下見した楢山を目指した。大沼から城岱牧場に登る道路が軍川と接する辺りに車を置き、歩き始めた。足の下は、牧草地である。なだらかな傾斜が林道のガードレールで終わり、そこから伐採後の切…

札幌から帰る夜汽車の中で若い母親が誕生日前の赤ちゃんを抱いて乗ってきた。赤ちゃんが泣いて他の客に迷惑をかけないよう母親は少しでもぐずると必死にあやしている。やがて、二人とも寝入ってしまった。 母子眠る夜汽車吹雪の野に迎ふ 未曉 冬の落日は色が…

夜半、目を覚ますカーテンから洩れた月光が鋭く差し込んでいた。昨夜までの断続的な雪も止み晴れわたった夜空に張り付くように輝いていた。月の光のせいか、体が冷えたせいか眠れなくなった。 寒月に六畳の眠り射抜かれて 未曉 冬の月建設中のビルに寄り 未曉

コンサドーレホーム緒戦、ヒマラヤトレッキングの買い物と併せて札幌へ行ってきた。 すすきのの雪は地で凍つ虹を踏む 未曉 帰る人残る人ゐて雪の街 未曉

とみ田 札幌中島公園傍

12時少し前、店に入る。四人掛けのテーブルが五つ、一人なので気が引けたがその一つを占領する。蕎麦を食い歩く人は一人でも入店するだろうし、一人でささっと食うのも蕎麦の内だから、一人で食べることのできる席は欲しい。もしかしたら、コンセプトが違う…

ほの家 中央区役所傍

いつものように地下鉄西11丁目で降りてホテルへ向かったら「十割蕎麦」の幟が目に入った。ビルの地下に降りていったら、小さな店で、酒と蕎麦を愉しむコンセプトの店らしい。準備中のようだ。ススキの辺りまで出て、この前の店を探し、そこで一杯飲みなが…

日暮山・お礼登山

あまり気乗りしないYaさんだったが、私にとってこの日の日暮山は意義深い。 昨冬、連日の雪掻きで傷めた腰が無理したためか脊椎管凶狭索症なる病名が点いてしまい、10m以上連続して歩けなくなった。10以上歩けないということは、運動のほとんどができない…

昨日の朝に続き雪を掻く。重い雪、枝がたわむ。解けると重さを増すのか落ちる。 諦めを心待ちされしずり雪 未曉 このまま暖冬は異常だなーと思ってはいても、寒さが戻るとうっとうしくなる。 あひたくも無き人にあふ戻り寒 未曉

昨夜から雪、戻り雪 立ち初めし色悉く戻り雪 未曉 触るるほどより添ふたはず戻り雪 未曉

七飯俳句サークル4月兼題「春眠」 春眠を引き剥がされてぶっきらぼう 未曉 「四月馬鹿」 四月馬鹿欺きみても我独り 未曉

昨日の七飯俳句サークルでは 教会の屋根寺の屋根春の雪 未曉 石仏掌に留めたり春の雪 未曉 が点をいただいた。季語が活きていると言う点で自分も気に入ったいた句なので嬉しい。 4月の兼題は「四月馬鹿」と「春眠」。どちらも生活季題なので、自己満足的な…

新たな表現分野として俳句と写真のコラボレーションに手を染め出す。 長続きしないかもしれないが、出来れば「一冊だけの本」にまで…。 小春日に目を細めたり石仏 未曉 遍路道春の眠りか石仏 未曉

逆光の遅日の街へ帰り行く 未曉 山靴の先で海峡暮れがたし 未曉

斜面の林間をスノーシュー出歩いていたら、無住の鳥の巣を見つけた。 空の巣の虚ろな口に小春の日 未曉 福寿草が咲いた。家族のようにかたまってはいなかったが輪になっていた。 福寿草児に見つけられその日咲く 未曉