2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

明日は母の命日なのでお坊さんにお参りをお願いしてある。だから仏壇周りをきれいにした。思いの外早く終わったので時間つぶしに四季の杜へ車を走らせた。四季の杜は閉じているのか開いているのか正面ゲートだけが半開きだったのでそこから車を駐車場に入れ…

早く目覚めてしまった。半月が南の空の高い所に薄々の光で残っていた。もう少し寝たほうがいいとでも言ったように思えたのでまた一寝した。 半月の穴薄々と春夜明 未曉 夜、ローカルの天気予報の背景に函館の夜景が映し出される。くびれた辺りが大森浜だ。 …

「入学式」 膝下の飽きて入学式辞かな 未曉 入学児今日は家族を引き連れて 未曉 という入学式風景は昔のイメージか?。

月初めは、投稿句を準備しなければならないのでできる句が生まれるのを待っていられない。 「連翹」 一本の連翹明かし暮れなずむ 未曉 連翹の暮れ残りたる狭庭かな 未曉

箸置き

二女から鎌倉彫の箸置きが送られてきた。友達と遊びに行った鎌倉でのお土産だそうだ。一番嬉しかったのは、安月給で忙しく、休みも取れずに時には会社で寝泊りするような暮らしの中からそういう余裕が持てるようになったというっことだ。 私がメタボリックシ…

インターネットで買った航空券には購入期限がある。支払いはコンビニでできるというので午後出かけた。自転車で出かけようと思ったが雨が降り出してきたので車にした。帰り、雨の中のザゼンソウもいいなと思ってカメラを持って出た。 座禅草、別名をダルマ草…

午前中に晴れ間も出てきた。雲が多いけれど昨日よりは暖かくなりそうだ。冬タイヤを脱いで洗った。終わる頃には汗ばむほどになった。日曜日に剪った木蓮の花芽が気になる。そういえば昨日は寒かったからか木蓮を看なかった。木の事を知らない者に剪られて私…

雨、一転寒い。 余寒風退職欄に元同僚 未曉 4月末埼玉へ行くことになり、航空券購入を受け持った。事は試しとインターネット購入を試みたら最も安い価格(通常の半額近い)の航空券を手に入れることができた。便利な世の中になったものだ。 季題「潮干狩り…

函館の彼岸は風がつきもの。春一番の風があり、大火の風になり、良くて馬糞風…。それがこの陽気。おそるおそる春を楽しみだした。 「踏青」 踏青や寝転ぶ背の水地球 未曉 園児等の未来の広さ青き踏む 未曉

屯屯・札幌市

地図で辺りをつけたとおりの所に屯屯はあった。行灯のような看板はあったが入り口は得体の知れない雰囲気でどうも蕎麦屋らしくない。今はいろいろな考えで建てられるから一応入り口の前に立ってみるがどうも違う。しかし、看板はこの入り口を教えてくれてい…

雲ひとつ無い快晴である。今年の最高気温となることは朝から予想できた。昨日意識を変えたら何かせずにはもったいない天気に思える。ウッドデッキに決めた。シートをはずし、汚れを拭いて昨年塗らなかったステインを塗った。はずしたシートは洗って擁壁に提…

春分の日。隣の家で垣根や庭の木の手入れがされた。同じ町内に住む造園業のWaさんの姿が垣根に見え隠れしている。そういえば、我が家の満天星躑躅の垣根の冬囲いがそのままだ。速足気味の春に戸惑ってしまう。もう一回はドカ雪が降るのでは…などと思ってい…

彼岸なので墓参りをした。ある年の彼岸には雪掻きをしてから墓掃除をしなければならなかったがここ2,3年はそんなことは無い。とくに今日は暖かい。それでも、ゴム手袋でなければ水は冷たいし、蝋燭をともすには風も強い。この風も寒い。涅槃西風というの…

函館アルプス・西側から

先週、蝦夷松山から雁皮山の連なりの東裾を歩いた。今日は、その裏側中野ダム側から函館アルプスに登ることにした。 雁皮山は頂上標識のあるところよりわずかに高い頂を持っている。それらを含めて雁皮山というらしい。蝦夷松山から頂上標識のあるところまで…

はっきりしない天気。義父に頼まれて十字街の皮膚科へ出かけた。ついでにと思ってカメラも持って出かけたが結局どこにも寄らずに帰ってきた。午後、ブログも終わってしまって所在の無さに無理やりのように用事を探して郵便局と本屋に出かけた。本屋でYaさ…

喜香庵(2)・札幌

木製の重い戸を引くと玉砂利に飛び石が置かれ奥へと誘われる。一階から登ってくる中階段の合流が邪魔だが入っただけで純和風の小粋な蕎麦屋の雰囲気に包まれる。もう一つ木製のドアを開けるとビルの2階ということを忘れさせる内装になっている。突き当りが…

喜香庵

十年越し、三度目にやっと暖簾をくぐることができた。札幌の店である。 美味しいそばを探すことを意識して始めたころ、ある情報誌で知って訪ねた。娘が下宿したり、コンサドーレの応援で年に2回ほどは行っていたので札幌の蕎麦にも範囲を広げだした頃である…

新たに入れてもらった俳句教室から18の季題が示された。全部体験できるものばかりでないし自分のイメージだけで作らざるをえないものが多い。季節的に速いものもあるし、見たり触れたりできるかどうかはともかく作れるものは季語を理解するためにも作句し…

猫柳の芽吹きがあった。ついひとつの芽の銀毛の美しさに芽を奪われ、カメラを向けていると、周りにたくさんの芽があることに突然気づく。そのすべての芽に「私も見てよ」と逆に見られていたようにうろたえてしまう。 木の芽一つ愛で百の芽に応へられ 未曉 山…

函館アルプス

昨年行ったときに感動して私が勝手に言っている名前である。蝦夷松山、雁皮山の東面である。 今日はKGゴルフ場入り口辺りの縄張りゲートで車を降り、舗装道路を登った。ゴルフ場の作業道からスノーシューを履いて蝦夷松山の巌峰を巻くように東面に入ってい…

好天下山歩き必至、と思っていたが低気圧発生で曇り空。山は明日になる。気温が高いせいもあって高架橋の下に見えるはずの街が霞んでいる。 食べきらないうちに凍り、溶けて傷んでしまったものをごみに出したついでに窓から見ていた庭に回った。久しぶりに庭…

新しい刺激が欲しくて函館新聞社の講座「俳句教室」に入れてもらった。広い会議室に指導者の心道嶺美氏を含め六人が長机でロの字を作っての句座である。心道氏は自己紹介代わりにいただいた新聞の切抜きによると、有馬朗人氏が主宰する「天為」の函館支部長…

小春というより本当の春の陽気になった。昼「ふれあい蕎麦」を楽しみ帰ってきたら庭の雪が消えて土の面積のほうが広くなっていた。夜には娘たちの元気な声を電話口に聞いた。 戻り来る庭始まりに福寿草 未曉 持ち上げし土ほろほろと福寿草 未曉

雪に覆われた畑地を過ぎ、林道は沢に入っていく。そしてゲートを潜ると山の領域になる…。雪が石や地を圧するように覆いかぶさっている。そしてまあるくなっている。どこを見ても角がない。沢地形の底を歩いているのに雪がかぶっていてどこを沢が流れているか…

貧乏山

昨年、楢山に登ったときよりも約300M林道を入ることができた。除雪されていたからである。狭い路端になんとか車を停め歩き出した。行く手に貧乏山が山の斜面のほとんどを伐採されて、剥がされた皮膚に白いガーゼを当てたような姿をさらしている。すぐ右…

昨晩、もらってきた魚を、原を据えて捌いた。どんこと鱈とどちらを先にしようか考えたが鱈の方が恨みがましい顔つきをしていたのでどんこからとりかかった。どんこと悪戦苦闘しているうちに奥さんが帰ってきて鱈を昆布締めにしてくれた。 鱈の口無念やるかた…

今日は義母を椴法華まで送っていく日である。義父が気を使って漁師に声をかけて獲れたものをもらっておいてくれた。義父は現役を退いたが長年椴法華で船大工をしてきた。今も小破修理を頼まれたり、道具を貸してあげたり漁師とのコミニュケーションを大切に…

NHK俳句の締め切り明日。 兼題「陽炎」、まだ早い。 昨年初夏四季の杜公園での風景と、爽やかさが消えつつある昼近くの空気感を思い出して…。 陽炎に睡りゆだねて乳母車 未曉 兼題「鳥帰る」 戸井岬や白神岬で鳥の渡りを見なければと思っていたが果たせな…

ひな祭り 雪洞が走馬灯なる雛の間 未曉 2月29日久しぶりの飲み会があった。お礼奉公のつもりで一年間仕事をさせてもらった。いわゆる再任用である。その最後の勤務校の学年を組んだ同僚たちと「美食の会」なるメタボリックまっしぐらのような名称で美味し…

朝薄明るい中で目覚めた。南の高空で半月が薄々の色を残していた。「また寝たほうがいい」と言っているようだった。 半月の穴薄々と春夜明 未曉 夜、ローカルの天気予報の背景に函館山からの夜景が映し出される。くびれた辺りが大森浜で炊く僕小講演がある。…