2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

白木蓮空に溶けたる遠嶺かな 未曉 草引くや夕日の窓に影見えず 未曉

電話あり行者大蒜頼まれて 未曉 積み石の隙間を抜ける夏風重く 未曉

五月雨や番犬何を吠え止まず 未曉 七飯俳句サークル兼題「仔馬」 大地から生ふるがごとく仔馬立つ 未曉

鯉幟男子生れしを告げて立つ 未曉 老人の町を見下ろし鯉幟 未曉

神の山霞の上の白き風 未曉 朧ぬふネパール民謡女声 未曉

今年も南茅部の南蛮海老が手に入る。2時間かけて殻剥きをする 角堅く南蛮海老や歯向かいぬ 未曉 海底に南蛮海老の赤き国 未曉

横津最奥アンテナ・七飯スキー場中間点

七飯スキー場のゲレンデを登るとゲートからの舗装路が除雪されていた。高いところでは2M以上の壁になっている。車線も一車線がやっとで、私たちはその谷側、飛ばされた雪粒の上をつぼ足で歩いた。時折晴れるガスを通してドームアンテナが見えるところまでく…

七飯俳句サークル5月兼題「仔馬」 親の目に守られ一歩寄る仔馬 未曉 ゴラパニへ馬列仔馬の背はすずし 未曉

選挙カー背で聞いている春の庭 未曉 投票所春の履物そろいたる 未曉

季語看護

`[季語看護] ネパールのジョムソン街道で山羊の群れを追う山の民に会う 石をもて山羊群れさすや春の山 未曉 おとといの烏帽子は堅雪の上、最短コースを直登できた 堅雪や一直線に頂へ 未曉

孕み馬荷駄無き背を風流れ 未曉 石楠花の花に届かぬ朧月 未曉

横津スキー場から烏帽子(スノーシュウトレッキング)

昨年と同じ時期に同じメンバーで横津スキー場から雪におおわれた笹原を超えて烏帽子までトレッキングした。 YaさんとKuさんと私である。二人はスキー。 下のゲートはいつ開いたのかスキー場までの道路は完全に乾いていたが、両側にはい1M弱の雪が積もってい…

菩提樹に牛ゆうらりと朧月 未曉 NHK俳句投稿 行く春や抜け道下校の児が増えて 未曉

月明のアンナプルナや村霞み 未曉 ダウラギリ霞の上に我も立ち 未曉

菩提樹にチャンドラコットの朧月 未曉 石楠花の影失ふて月の入り 未曉

遠雷やホテルの外の韓国語 未曉 遠雷で目覚め韓国語で起きる 未曉

アンナプルナ・ダウラギリ展望トレッキング(12)

4/8 ソウル〜千歳〜函館 5時目覚ましで起こされた。眠ってから起こされるまで一回も目を覚まさなかったし寝返りもうっていない。久しぶりの眠りだ。しかし、絶対的な時間が不足しているので眠い。顔をざっと洗っただけで、昨日のままのザックを背負いバスに…

アンナプルナ・ダウラギリ展望トレッキング(11)

4/7 カトマンズ〜ソウル 半日カトマンズで時間がある。ラジソンの代わり映えしない朝食を摂り、パッキングを完了させカトマンズの中心街へ出た。目的はこうもりを見ること。Koさんは孫のTシャツを解体らしい。Yaさんは始めてのKuさんをランタンの時に尾tず…

アンナプルナ・ダウラギリ展望トレッキング(10)

4/6 ナヤプル〜ポカラ〜カトマンズ マイクロバスの進行方向が逆のような気がしたので地図を見たら私の読図の認識が間違っていた。舗装道路である。一つ尾根をまたぐと、私たちのトレッキングの出発点ルムレを過ぎた。道には若者がバイクを愉しんでいた。 ポ…

アンナプルナ・ダウラギリ展望トレッキング(9)

4/6 ヒレ〜ナヤプル〜ポカラ〜カトマンズ 比較的汗で汚れていないものを着てあとは洗濯物と、それ以外のものの二つに分けてパッキングした。ポカラの国内便の検査の備えてである。上は長袖のTシャツ一枚、下はパンツに結局履きづめになったズボン、靴下は五…

アンナプルナ・ダウラギリ展望トレッキング(8)

4/5 ヒレの夜 ロッジのテラスでミルクティーを飲みながら、ロッジのトタン屋根を打つ雨音を聞く。たいしたふりではない。明日一日もだいじょうぶだろう。取り留めない話をしながら、宵を過ごす。もう味わえない春宵のひとときになるだろう。 夕食にはトレッ…

アンナプルナ・ダウラギリ展望トレッキング(7)

4/5 ゴラパニ〜ヒレ ゴラパニまで直角三角形の二辺を三日かけて登ってきた。その斜辺を一日半で下る。今日のコースの高度差は1300Mにもなる。今朝のプーンヒルからのくだりも含めると1500Mになる。 下りは好きでは無い。登りは体力的につらいが、下…

アンナプルナ・ダウラギリ展望トレッキング

4/5 プーンヒル 4時前にはみんな起き出して小さな声で用意を始めていた。何回か起きたトイレの時ははっきりしなかった空に稜線がはっきり描かれている。これで、今回のトレッキングで見るべきものは全部見られそうだ。4時15分モーニングティーで体を覚ま…

アンナプルナ・ダウラギリ展望トレッキング(6)

4/4 タダパニ〜ダウラリ〜ゴラパニ(後) 午後はダウラリの峠にかかる。天気は良いが全体靄がかかっている感じがして展望は利かない。実質的な峠をのっこしてチョウタラのある樹木の無い広い草原状の尾根に出た。サクラソウが一面に咲いている。みんな散らば…

アンナプルナ・ダウラギリ展望トレッキング(5)

4/4 タダパニ〜デオラリ〜ゴラパニへ 朝は、パターン化した。間違いなく晴れるからである。5時半に起きて6時の日の出を待つ。誰もその行動予定を心配しなくなった。だんだん贅沢になり「マチャプチャレはいつも逆光ばかりだから、陽が当たったところを写し…

アンナプルナ・ダウラギリ展望トレッキング(5)

4/3 ガンドルン〜タダパニへ モーニングティーは6時に外で、いつもならその後すぐの洗面器のお湯は6時半からにセットされた。朝焼けのアンナプルナ鑑賞のためのツァーリーダーの計らいである。にもかかわらずみんな5時半には起きだして撮影に走り回ってい…

山道楽115=アンナプルナ・ダウラギリ展望トレッキング(4)

[山道楽]アンナプルナダウラギリ展望トレッキング(4) 4/2 チャンドラコット〜シャウリバザール〜ガンドルン(後) 汗まみれになってガンドルンのゲートをくぐった。それからもシェルパのゲル君は、三十段ほどの急勾配の石段を登り、くねくねと集落の中を…

アンナプルナ・ダウラギリ展望トレッキング

4/2 チャンドラコット〜シャウリバザール〜ガンドルン(前) カトマンズで用心のため飲んだ風邪薬のせいか、昨晩のロキシーのせいか夜中腹具合が悪くなり、夜半過ぎトイレに行った。下痢になった。トイレから出て菩提樹のあるロッジの前から四方を見た。前回…

アンナプルナ・ダウラギリ展望トレッキング(3)

4/1 カトマンズ〜ポカラ〜チャンドラコット(後) のぼりも無いトラバースのままチャンドラコットのロッジについた。尾根の先端のような所で左右に大きな谷が切れ込んでいる。ちょうど船の舳先にいる感じがする。ロッジの前に大きな菩提樹があり、その根方を…

アンナプルナ・ダウラギリ展望トレッキング(3)

4/1 カトマンズ〜ポカラ〜チャンドラコット(前) ラジソンホテルの朝食、当然欧風だし食欲をそそられるものは無い。パンもお菓子みたいなものばかりだし、ゆで卵だと思って割ったら生卵だったりして気持の消化不良が残る朝食だった。それでも3回目宿泊のず…