2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

八郎沼 等間隔植樹の桜紅葉かな 未曉 我が家の満天星躑躅の垣根が真っ赤になった 子の消えし道で満天星紅葉燃え 未曉

北斗市八郎沼吟行 水に急ぐ落ち葉や竿は揺れもせず 未曉 落とす葉のもうあるまいに懸巣鳥鳴く 未曉

向寒や膝の瘡蓋いつのまに 未曉 時雨るるや明けの明星湾上に 未曉

袴腰赤川ルート笹刈り

登山道整備に関わって3シーズン。初めてのことが3っつあった。3台の草刈機。10人もの参加、犬の参加。 この初めてはSakagさんのHP、掲示板つながりで実現された。三角山以高の笹刈りだったが3時間で尾根まで上がってしまった。参加者の仕事ぶりもすごかっ…

蝦夷編 日高町「松葉」 

この旅最初の日、千歳のいずみファームで合った人が紹介してくれた「松葉」である。とも言えるが、私のリストにも載っている店だったので私の選択に自信を持たせてくれた店でもある。日勝峠を降りてきて日高町、本の地図では富川駅前になっているが、一軒の…

冬波へゴメ嘴向けて数十羽 未曉 瀧のごと杉に溢れし紅葉かな 未曉

小春日や昼餉の鐘の尾を引いて 未曉 小春日を屋根に纏ひてトラピスト 未曉 赤蜻蛉露風の詩碑へ道近し 未曉

月天心テントに二人酒を酌む 未曉 月光やクリスタルめくしじまかな 未曉 月光やテントの中に逃げ場無く 未曉

冠雪の逆さ白雲沼細波 未曉 冠雪の嶺の風来て裸枝 未曉

テント打つ枯れ葉は闇を軽く巻き 未曉 転作の噂もありて冬田かな 未曉

蝦夷編 清水町「目分料」

芽室町から清水町までわずか40分、10数年前の記憶を頼りに地図で探したが見つからない。思いあたる建物はあるが、目分料という看板ではない。当時新興の蕎麦屋で閉店した蕎麦屋も少なくないので、その例かな?と思ってあきらめかけ、国道に戻ったらYaさんが…

蝦夷編 芽室「縹」

帯広の森公園内の「野草園」や「美術館」を見た後に芽室に向かった。それでもこのあたりは隣り合っているので、すぐついた。川北温泉温泉の一角の在ると言うことなのでわかりやすいと思ったが、川北温泉自体が道路から見えないところにあり小さな標識から細…

泣面山

赤井川の紅葉が見たくて泣面にしてもらった。 アメダスルートから別れ、渡渉して登った所がビューポイントのはずだったが、きれいさは無かった。どうやら全景の谷底の椴松が生長して青々としているためらしい。一枚もシャッターを切らずに道を急いだ。1時間…

蝦夷編 釧路「北大通東家」

釧路の中心街北大通東家を名乗るのだから竹老園の分店か支店に違いない。そこで緑色でないしかも手打ちを始めた店と言うので、なにか革新的な意気込みみたいなものを感じてマークした。 釧路の中心街にもかかわらず、それももう少しで正午と言う時間なのに人…

蝦夷編 釧路「竹老園」

函館丸南の流れを汲むということと、緑色の蕎麦を出すという二つの理由で、手打ちではないけれど寄ることにしていた。また、道東では東屋総本店として多くの分店支店を持つ蕎麦の老舗でもある。釧路のあちらこちらに「東屋」を名乗る蕎麦屋があった。 探す手…

蕎麦紀行 幌加内あたりの穀物地帯を見て、 北限のたたかいひとまず大冬田 未曉 石北峠辺りも少し早いが、紅葉の前触れはあちこちに 蔦うるし第一楽章フォルテシモ 未曉

蝦夷編 阿寒町「あいおい」

2006/10/04 釧路で友人と会う約束もあり、暗くなってから予約したホテルを探すのも面倒なので、予定した北見の蕎麦をあきらめて、訓子府から北見をかすめ釧北国道を南下した。トイレタイムと運転手交代で寄った道の駅「あいおい」に手打ち蕎麦の看板がある。…

蕎麦紀行 滝川近くの遊水地で鯉釣りの人とあれこれ話をして リリースの鯉や紅葉の色になり 未曉 明朝の雨龍沼湿原歩きに備え南暑寒荘に寝る 半月や望月の頃終わる旅 未曉

蕎麦紀行 洞爺「達磨」で新蕎麦を食ふ 箸上下新そば上下湖一望 未曉 千歳「いずみファーム」の草原で絵を描く人 絵手紙や秋は滲みて描かれおり 未曉

当別丸山(きのこのこのこ)

彼らが登ったことが無い山ということで選んだ当別丸山だったがKasiもKubも都合が悪く、結局いつもの二人の山行というより、のこのこきのことりになった。 ルルドへの石段に足をかけたとたんYaさんがハツタケを見つけた。石段の脇にはいくつか見えたが帰り…

蝦夷編 訓子府「風花亭」

2006/10/04 夢破れたとはいえ「ふるさと銀河線」にかけた町らしく、廃線を抱いた訓子府駅はかわいらしくきれいで、それに続く町並みも明らかに人工的だが明るく楽しげである。その駅前に「風花亭」はあった。店主のこだわりが大書されて店頭を飾っている。紙…

高原沼巡り

2006/10/04 当麻のキャンプ場を5時に出発した。テントは濡れたままたたむほど濃いガスが上川盆地を覆っていた。層雲峡近くになるとガスは動き始めてきた。銀泉台への道は閉鎖、急遽高原ホテルへ矛先を変えて車を走らせた。 高原ホテルはすでにたくさんの車が…

蝦夷編 幌加内「あじよし」

2006/10/03 Yaさんを車に待たせて「あじよし」に向かった。蕎麦MAPのとおりすぐ近くにあった。この店は昔、幌加内のそば祭に来たときに地元の蕎麦屋ということで寄った店に違いない。幌加内の中心部で国道に面していた食堂の印象と重なる。入ったら客は…

蝦夷編6 幌加内「八右ヱ門」

2006/10/03 昼食時間が一区切りつく12時50分ころ幌加内「八右え門」の大きな幕を見つけた。道路を挟んだ所に公共の施設があり、駐車場が空いていたので停めさせてもらった。入ったところは普通の家の普通の玄関でどうやら店は角を曲がって方向にあるらしい。…

雨龍沼湿原

2006/10/03 北竜町から50分、前日の内に来て一泊した南暑寒荘で快適な朝を迎えた。新築間もないような素晴しい山荘で、しかもシーズン末期利用者は我々二人だけと言う贅沢さ。降ったいる雨の音も気づかないくらいのしっかりしたつくりになっている。折角の元…

蝦夷編5 滝川「いわ雪」

2006/10/02 この店は、数年前本で知ってから食べてみたい一店だった。朝時間をつぶしてから滝川の従兄弟の弔問をし、旭川・旭山動物園を見てからまた滝川に戻るという無駄の多い行動をした後午後3時頃「いわ雪」の戸を開けることができた。さすが午後3時では…

蝦夷編4 奈井江「からまつ園道の駅店」

2006/10/01 順調に走り、4時半頃一日目の宿泊地「奈井江の道の駅」に着いた。4キロほど離れた奈井江温泉で汗を流した後、翌朝の朝飯をコンビニで用意してから道の駅内にある「からまつ園」支店で夕食にした。私は、もりそば。Yaさんは朝昼に続き晩も蕎麦…

蝦夷編3 千歳「千年そば」(2)

2006/10/01 特にそそられたわけではないがかけそばを追加した。改めてお札のような食券を購入し、窓口に出した。麺に変化はない。期待したひなびた蕎麦の風味は味わえなかった。温かい掛け汁のせいか麺の角は、もりにもまして丸くなってしまっていたし。舌触…

蝦夷編2千歳「千年そば」(1)

2006/10/01 千歳から長沼に向かうR337(道央国道)の両側は大区画の農地が広がっている。道東道の高架をくぐってすぐ「いずみファーム」が農産物を買ってもらったり、農地の景観を楽しんでもらったりする広場がある。その一画にビニールハウス風の直売所があ…

蝦夷編1 洞爺「達磨」

2006/10/01 一店目は高橋邦弘氏の流れを汲む「達磨」である。豊浦からカルデラの外輪山を登り、その稜線上に当時話題になったホテルがあり、その中に「達磨」はある。昨年の安曇野の「翁」以来、景色の中で味わう蕎麦を今日は味わえそうだ。 8時に出発して…