2010-06-01から1ヶ月間の記事一覧

国技

相撲は日本の国技である…という。母国イギリスではサッカーを国技と言うのだろうか。南米諸国は国技などと言う言葉も要らないくらい国民にとってサッカーは大切なスポーツのようだ。 私達子どもの頃は何もすることがなければ、相撲をしていた。好きな力士は…

季語閑語

■[季語閑語] 08:00 カニカン登山 登山者のみな一斉に風を褒め 未曉 遠山に今飛びたたむ雪の鳥 未曉

暑い一日になった。日陰にいてもじわっと暑い。これでも30度はないのだろうが、函館の人間にとっては十分の暑さだ。短パンに履き替え自転車で買い物に出かけた。生っちょろい臑が少し恥ずかしい。 膝小僧今日より日焼け始まりぬ 未曉

カニカン岳(2)

この山は珍しく合目表示がはっきりしている。およその給水場所を想定して下山を始めた。駆られた笹が道を覆い、それが滑る。ロープ場などもあり慎重に降りる。7合目付近で4人と2人のグループとあいさつを交わしたら、最初の給水ポイントに予定していた6…

カニカン岳(1)

5年前の秋に登っているがあまり記憶になかった。駐車スペースから登山口までのアプローチと、山頂にはイメージがあったが、道中には全く記憶がなかった。 登山口を入ってすぐ急登が始まる。ゆっくりゆっくり登る。すぐ汗が噴き出てくる。風があるせいか虫が…

W杯サッカー

9時半に寝て2時半に起きてW杯サッカーをテレビ観戦した。ひたむきさとか真面目なプレイ姿勢とかで評価される試合になると日本のペースで戦えているような気がする。W杯前不調でひたむきにならざるを得ない本番、予選リーグは日本にとって良かったのかも…

今日で終わりという夕陽美術展を観てきた。退職者の出品が多く、しかも大画面の作品が多い。挑戦し、完成まで色を重ねてゆくそのエネルギーの逞しさに感心させられる。自作の前で写真を撮って貰っている人がいた。パンフレットを見たら85,6才になるはず…

暑い一日になった。暑いときは身体を動かした方がと思い、車洗いをした。車を水洗いして外も内も絞った雑巾で吹き上げた。Xトレイルの良いところは内装が水ぶきできるようになっているところだ。外回りはともかく、内側を拭いた後はさすがに気分が良い。 為…

大千軒岳 十字架の波紋の見えて大花野 未曉 崖下に雪渓靴は暑きまま 未曉 樹林帯抜けて祈りの大花野 未曉

[季語閑語[

今日夏至。古書に「日の長きこと至極するゆゑ、夏至と名付くるなり」と書かれているそうである。椴法華から家に帰る時に実感した。明るい、緑が濃い、車の窓から風を入れている。今日何度か目の小雨のぱらつきが入ってきた。 夏至の日や小雨に濡れて暮れなず…

前千軒岳(2)

千軒平・大千軒岳を背に前千軒岳へ 千軒平まで後少しの所の分岐から右に折れ前千軒に向かう。水分補給をし深いキレットに備えて身支度を弛み無くする。前千軒への登山者は少ないらしく、草が被って道が見えない。最近まで雪渓が残っていたであろう窪地に、ニ…

前千軒岳(1)

松前まで2時間。及部の河口から旧道登山口まで1時間。3時間のアプローチは長い。登山口には既に2台の車があり、われわれの車が入って満杯となった。新道登山口には沢山の人が来ているかもしれない。 霧模様で直射日光はないが、登り始めるとすぐ汗が噴き…

我が家の台所の換気扇にスズメが巣作りを始めた。雀が入り込む隙間はあるが巣作りの素材がなかなか入らない。その上、換気扇にスイッチが入ると熱と風で追われる。それでもあきらめない。因果なところに目をつけたものだ。 巣作りの雀に笑う母娘 未曉

私の新しい寝室は屋根と天井の間の空間が狭く、屋根の傾斜がそのまま天井の傾斜になっている。雨音が他の部屋に比べて聞こえる。 昨夜まで降っていた雨音が聞こえないなぁーと思いながら目を覚ました小さな窓を開けると一昨日までの暑くほこりっぽい空気が雨…

大千軒登山の計画を流した雨がしっかり降っている。農家には良い雨となったようだ。午後に行ったアップル温泉では農家の人が雨に頭を濡らしながら露天風呂に入っていた。身にも心にも恵みの雨だ。 露天湯に農夫濡れをり喜雨を聞き 未曉 露天湯も畑も喜雨の中…

日中が暑いと夕方我が家のウッドデッキは、なんとなくふらっと出てくる場所になる。家の蔭になり西日が当たらないので涼しいからだ。 それぞれに一ト日の吐息庭涼み 未曉 明日の大千軒岳登山は中止になりそうだ。

季語閑語

[季語閑語] 梅雨入り善戦が東進してきた。待ち遠しいくらいの雨だが依然として直射日光は暑い。そんなことを思っていたら明日は大千軒岳山行の予定というのに雨予報になってしまった。 片陰を突き出て頭地に焼き付き 未曉 勝つことを願いつつ負けたときの心…

はやぶさが7年間の宇宙の旅を終えて帰ってきた。先日、ニュース番組でその経過を知り、感動を覚えた。そこにあったのは確かに最先端の科学だったが、同じくらいその科学を駆使する科学技術者達の人間的な考え方無くして7年目の帰還は無かったと言うことに…

連日の日照り、農家にすれば雨が欲しい中での連日の厳しい農作業なのだろう。首筋、二の腕を真っ黒に日焼けさせた農家の人が風呂に入ってきた。農作業を終えての風呂、「ごくろうさまと」心から思ってしまう。 旱空かけ湯湯玉の老農夫 未曉

病院からの帰り、出来合の弁当でも買って昼にしようかと思ったが結局家まで帰ってしまった。毎度のことである。だからといって、昼には何も用意していない、と言うより何もない。買い置きの乾麺を食べることになる。冷蔵庫に作り置きの蕎麦の辛汁でそうめん…

昨日の山行きで汗に濡れたものを洗濯し、干した。直射日光は暑い。物干し竿に両袖をとられ、動けない様は乾燥というより灼かれて罰を受けているようだ。 磔のごとく山着の灼かれけり 未曉

袴腰岳

しばらくぶりの袴腰赤川ルートである。アメダス口と第二登山口の間に道路の損壊部分があったが、4躯の威力で乗り切った。 登山口からトラヴァース路を二段上ると平坦な樹林帯に出る。新緑の木の葉が風に揺れ、それに伴って揺れる木漏れ日を浴びながら歩くの…

三柏揺らし水撃つ蛙かな 未曉 駒ヶ岳山麓、丸沼を訪れた。別荘地も静かなままである。

日差しが暑い。半袖にしいつもの時間つぶしの大半を堀川町のグリンベルトの木陰に駐車して過ごした。グリンベルトの木漏れ日の中を歩く人が多い。 ため息をついて夏日に歩み出る 未曉 いつもの啄木小公園にも行ってみた。渚で高校生が遊んでいる。 波に遊ぶ…

今日からききょうの里自治会の草刈りが始まった。第一日曜日の朝である。草刈りと言っても空き地に面した道路部分はYaさんがあらかじめ刈払い機で刈ってくれるし、家周辺は各戸がやるのですぐ終わる。私は西田道路の空き缶やポイ捨てのゴミを集める。 6月か…

海向山

椴法華小学校の運動会を横目に車を恵風の駐車場に止めた。今日は恵山賽の川原を越えて海向山往復である。出来れば外輪山のミネズオウもカメラに納めたいというロングコースである。一つには七月の富良野岳へのトレーニングも兼ねている。 恵風からの森林浴コ…

自治会の用事があって市役所へ行った。約束までの少しの時間、周辺を歩いた。この辺りは、学生時代休みごとにアルバイトで通っていた。今はその電電公社もない。隣の郵便局の本局も今は移転してしまい、替わりに日銀支店が建っていた。 日銀支店サツキの花も…

俳句サークルの例会に吟行句会を重ね、大野佐々木農園、北斗市戸切地陣屋跡を巡った。佐々木農園はあやめ園で有名らしいが、まだ一つも咲いていなかった。眼を惹かれたのはバスの途中にあった廃屋の躑躅だったのでそれを句にした。嘱目吟はそのままを句に…と…

林檎園に花見をした。 うなだれて枝は林檎の花でさえ 未曉 蒲公英の空となりたる花りんご 未曉 静観園に寄る。 園丁の間のある会和余花の午後 未曉

日陰は少し寒く感じるほどだが良い天気だ。日曜日の山の物をデッキに並べ、汗に汚れたものは洗濯して干した。 日の匂いたたむ山着に薄暑かな 未曉