2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

月曜日鎌倉へ行ってきた。昨年はゴールデンウィーク真っ只中だったので、あまりの混雑に撤退してきた。今回はゴールデンウィークとはいえ前半のそれも平日、朝早くでかけたせいもあったが十分鎌倉を楽しめた。 北鎌倉円覚寺から建長寺、鶴岡八幡宮、小町通り…

アウェイゲーム

今回の主目的、自分なりの「コンサドーレJ1昇格祝い」としての対浦和レッヅ観戦をしてきた。今までホームゲームばかり見てきたのではじめてのアウェイゲーム観戦にも興味はあった。 埼京線から武蔵野線に乗り換えるとレッヅカラーのユニフォームに身を固め…

東京滞在中のねぐらは娘たちのアパートである。それはさいたま市にあるので正確には東京滞在とはいえないが、電車に乗っていても家並みが途切れるわけでもなし県境を越えるという意識が無いので私のようなものにしてみれば「東京」そのものである。詳しくは…

ロックの夕サツキに沿ひしファンの列 未曉 ロックの音大手を振りて田安門 未曉

東京パワー

今回の東京行の主目的はコンサドーレ対浦和レッズ観戦だが、東京は直ぐ副目的が見つかるのがいい。娘と待ち合わせ、そのうちの一つ東山魁夷展を観た。すごい人だ。前日に十万人目の入場者が出たと言い、この人出だ。東京の人口、東京の吸引力に改めて驚く。…

昨年「コンサドーレがJ1昇格できたら、浦和(そのときはJ1優勝候補筆頭だった)での試合を見に行くぞ」と思っていた。4月29日に実現する。試合がゴールデンウィークと重なってしまったが仕方が無い。娘たちの所に泊まれるので展覧会などいろいろ計画…

函館山での山野草のお花見から 花の名を問ふて忘れて春山路 未曉 薮に鳴く小鳥の行方雛菫 未曉

函館山・30の花メモ

函館山へ春の花探訪をした。函館山を植物研究のホームグランドにしているKuさんが一緒なので花の名前がわかるだけではない。どこにどんな花が待っているかがわかっているのでわくわくしながら歩ける。エンレイソウの違い、スミレのちがい…。私は「花」の名…

また月、夜半の月、大気が水気に満ちているのだろう。少し赤い月である。 西空に飲み過ごしたか春の月 未曉 冬越しで汚れが気になっていた窓を洗った。クリアーな窓からやはり木蓮の白が美しい 大窓を洗いあげたり白木蓮 未曉

五稜郭公園の桜の様子を見に行った。一の橋を渡ろうとしたら一人の顔が目を捉えた。Yoである。中学から高校時代にかけての友人である。30年以上会っていない。杖をついてゆっくり歩いてくる。声をかける。橋の上で立ち話が始まった。いろいろ話したいこと…

春の月は重たげでゆったりしている。まさしく朧月である。 気がつけば出た出た月や円朧 未曉 春の月水の地球を離れたり 未曉

私に伐られた木蓮が花芽を順調に膨らませ、咲き出した。伐り方が木の特性を知らずに遣ったことなので木になって仕方がない。伐り捨てた枝で咲いたり、太い幹から直接花を咲かせているような花があったり、その健気さに責められているように気になってしまう…

伐ったけれど花芽がついていたのでそのまま土に寝かせておいた木蓮が花を咲かせた。伐らずに残した枝の木蓮も呼応するかのように咲いた。 伐られたる枝で木蓮なほ白く 未曉 木蓮の花のバックに横津が映った。残雪も跡わずかしか残っていない。 遠山に雪戻し…

急遽、厚沢部太鼓山のエゾノリュウキンカを見に行った。一昨年見に行ったときは遅く、キバナノイカリソウや独活などもあって肝心のリュウキンカは大きな葉の影で花を散らしているものの方が多かった。来週辺りと狙っていたが情報があり、今が見ごろだと言う…

昨日の烏帽子で…。スキー場跡からのトラバース斜面はダケカンバの林間である。白い雪面と青い空の間に、あるものは楽しげにあるものは苦しそうに腕をくねらせているダケカンバの幹や枝は、千手観音の祈る様に見えてくる。 雪原に千手の祈りダケカンバ 未曉 …

旧横津スキー場から烏帽子岳・トラバース

いわゆる雪が腐った状態で重い。雪という結晶が集まって体積は持っているが結びつきが無いのか足を受け止めてくれない。足が沈むのではなく、あらぬ方向に滑るから歩いているとストレスが溜まる。早々にスノーシューを履いた。旧横津スキー場の正面のゲレン…

今朝から靴下を薄手のものに変える。まず足元から衣替えである。 春の朝まず靴下を薄き色 未曉 今日は午後から句会がある。雨といえないような雨が降っている。桔梗小学校の前を通ると新一年生の下校に合わせて若いお母さんたちが迎えに来ている。 先生から…

今日は自治会の総会があり、昼に飲んだビールが効いて庭を見ながらぼんやりしていた。 水仙が雀が似合う狭庭かな 未曉 下手な剪定で瘤を作ってしまった木蓮のその部分をまた伐った。ひどい主だ。伐られた枝に花芽がついていた。庭の土に横たわったままになっ…

先日の林道歩きで白馬に遭遇した。王子様が乗るような颯爽としたりりしさはなく、ぼってりとして全体に丸みを帯びていた。もしかしたら子を孕んでいるのかも知れない。私はいつも白馬と言うと勝手に牝ときめがちだがこのときも、白馬、牝、孕み馬と言う単純…

昨日横津のゲートが開けられた。今年は私の都合で行けなかった。去年はまさにゲートが明けられるのを待って車を走らせたことを思い出す。今年はその日天候も悪かったようだ。去年のイメージでできていた句がある 囀りや林道ゲート開いたる日 未曉 朝からよく…

前日Kuさんに教えてもらった山茱萸の花を撮ってきた。小さな医院の壁際に花を咲かせていた。街の中の黄色は目立たないが、雰囲気がとても明るい花だった。 病院を出て山茱萸に顔上げて 未曉 先日の糸川、女那川両林道とも、イチゲソウが戻り寒に花を開けない…

糸川林道・女那川林道

女那川林道 昼は過ぎていたが、女那川林道に移動してから座れる場所を見つけて昼食にした。鮭の孵化場を過ぎて少し入った辺りだ。飯の後付近を歩いたらカタクリ、イチリンソウがたくさんあった。しかしどれも寒さの中にあった。ギョウジャニンニクもあったが…

糸川林道・女那川林道

林道歩きで花を楽しもうと言う目論見で二つの林道歩きとなった。だから長靴である。 糸川林道。 先日歩いた三枚岳よりも函館よりの糸川に沿う林道である。500Mくらい入ったところで車を降り、高低差の無い歩きが始まった。福寿草、イチゲ、キクザキイチゲ…

国道がニンニク沢を渡って直ぐ左手に1基のサイロがある。と言うより残っている。そばに建っている家はもう農家のそれではない。残していると言うより仕方なく残っている感じで建っている。蔦が絡まっている姿はサイロだけに北海道の厳しい寒さの中での農業…

NHK俳句の季題「遠足」 私の父は亡くなるまでの一年我が家で暮らした。娘二人は小学生だった。共働きだったので昼は父一人で昼飯を食べていた。子どもたちが遠足の日は子どもたちと同じ昼飯を食べた。 遠足の孫いて爺もにぎり飯 未曉 「春灯」 「春灯」とい…

流山温泉・十割そば

お盆の上の笊に濡れ濡れの黒い麺が出された。この手の麺は何度か出会ったことがある。一度は私が後にも先にも見よう見真似でたった一度「打った」ことのある蕎麦であり、もう一度はそばの町として売り出し始めた頃の幌加内のある店で食べたそばである。どち…

十割蕎麦と水芭蕉と駒ケ岳という三つの目当てを持って、大沼に車を走らせた。水芭蕉は20株に一株咲いてるくらいでまだ早かった。 沼水の気化の形や水芭蕉 未曉 林間を歩いていると、小さな流れに手を入れている人がいる。クレソンを摘んでいる。 さかしま…

三枚岳で ナニワズや小さき花で黄を広げ 未曉 蕗の薹振り向く道に多く見え 未曉

三枚岳・山容(2)

海向山は10年間その麓から毎日眺めていた山である。恵山と海向山が作る谷を流れる八幡川の海向山側に住んでいたから、海向山の山麓に住んでいたことになる。恵山が活火山特有の白茶けた荒々しいのに比べ、海向山は緑に覆われた優しい山である。恵山は霊場…

三枚岳・山容(1)

1975年あれも四月、島牧から椴法華に異動したときから30年、何回通っただろう。亀尾、鉄山、峨眉野そして尻岸内への山道。今日三枚岳へ向かう中で気がついたことがある。これだけ林道の入り口がありながら、ただの1Mもそこに立ち入ったことが無かった…