2018-01-01から1年間の記事一覧

煤逃げ

煤逃げや露天の湯気にまぎれをり 未曉

数え日

数え日の加減ほどよく暮れにけり 未曉

冬休み

空港へ娘を迎えに行った。正月休みで帰ってきた家族を迎える人たちで特有の賑わいがある。「帰省」という季語はあるが「夏」である。毎年日本中で起こる大移動で、天候なども絡み悲喜こもごもなのにふさわしい季語が無い。 冬休み到着口の三世代 未曉

凍てる

凍てし夜の絵額傾け明けにけり 未曉

短日

短日や焚き口開きし小屋灯り 未曉

鷲

尾白鷲尾白の白きもの降らせ 未曉

冬の月

出来ぬ事また一つ見え冬の月 未曉

短日

短日や赤き灯遠し安ホテル 未曉

冬至

「明日から」に「何が?」と冬至南瓜かな 未曉

鷲

山眠らず鷲の羽影におののけば 未曉 冬帝と大地の間や鷲の空 未曉

氷る 

神仏の加護無き一歩氷道 未曉

冬日差

冬日差し十メートルのリハビリへ 未曉

冬の夜

朝刊の音冬の夜終はらする 未曉

冬の雨

露天湯に湯気無し冬の雨濡らす 未曉

冬の雨

百人の知己に百文冬の雨 未曉

事始め

蓋をする他なし些事や事始め 未曉

雪景色

朝一番の新幹線での南下、昨日からの寒波で東北地方も雪景色である。その雪も盛岡のあたりであらかた消えやがて日陰の雪も見られなくなった。新幹線の移動は旅情に乏しいが今回は雪景色のグラデーションが旅を実感させてくれた。 雪景色切れて定まる一人旅 …

空風

空風や北国街道軒低く 未曉

空風

品書きはざるかけとのみ蕎麦湯来る 未曉

雪嶺

小諸北国街道、30分も歩くと街をはずれる。虚子記念館の裏手に虚子の散歩道があるというので歩いてみた。けっこうな登り道、虚子の周回散歩コースの最上部「笠石の句碑」に着いたころには少し汗ばんだ。右に回り込んで下りになり今まで背後にあった景色が…

煮凝

鱏の骨歯を煮凝の舌をうつ 未曉

ちゃんちゃんこ

共布のお手玉上下ちゃんちゃんこ 未曉

小春日

日記書く天候小春記事小春 未曉

落葉

落葉焚く可燃不可燃残五体 未曉

凍土

凍土になじめぬ夜や澱のごと 未曉

十二月

十二月老い遊びをりゴルフ場 未曉

ちゃんちゃんこ

あやとりの腕踊りけりちゃんちゃんこ 未曉

底冷え

黒々と底冷えの夜立ち上がる 未曉

冬帽子

冬帽子鏡の端の外模様 未曉

冬木

農道に車光時々冬木立つ 未曉