2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

昨日、快晴の空に誘われてJRで函館駅まで行ってデジカメ片手に函館港をウォッチングした。風が寒くて小春とは言い難かったが、のんびり歩いた。 竿列や大陸性の寒気触れ 未曉 久しぶりに朝市をぶらつく。道路には、観光客より呼び込みの店員さんの方が多かっ…

赤沼さん(2)

降り立った林道を麓を目指して少し登ると赤沼神社に下りる参道があった。本社が中野ダムの下にあってこの沼が奥の院というか霊場になっている。この沼に竜神が立ち信仰が始まったといわれている。私が小さい頃から「赤沼さん」とさん付けで呼ばれる庶民的な…

赤沼さん(1)

この時期は林道歩きが多くなる。庄司山の北東山麓を歩いた。ジョイウエル桔梗から石切り場を経て、中野ダム上流に抜ける道路に車を置き、庄司山を回りこんだ辺りの分岐から林道に入った。もう見るべき植物も乏しく、彩といえばツルウメモドキがオレンジと赤…

「ふれあい」そば会

昨年は行けなかった「ふれあい」そば会に参加させてもらった。場所はホテル法華クラブだが、雰囲気は北斗市かなでーるや田家町の会館でやったときと変わらなかった。混んでいた。予想は400人というからすごい。会員が増えていて、底辺が広がっている証だ…

雪掻き(5)

三階の窓からつけ終わった一本道を見る。子どもが登校してくる。私がつけた道を歩いてくる。その後ろを従うように低学年の子が続く。一列になって…とはいかない。 私がつけた道を無視して追い越す子がいる。雪を蹴っ飛ばして女の子にかけ、追いかけっこが始…

雪掻き(4)

退職までの6年間勤めようと転勤した金堀小学校でもこの一本道雪掻きは続いた。 この学校は周りを住宅に囲まれた区画の中央にあり、校地の南端にある校舎に対して、最も多くの児童が通学してくる入り口は北の端にあった。子どもたちはそこから校地の東端の通…

雪掻き(3)

函館に来て楽しかったのは勤務校での雪掻きである。最初の高丘小学校は道路から玄関までは距離が無かったし、児童玄関が一つしかなく、それも職員玄関と隣接していた。雪掻きを要する広さはそれほど無い。私はいろんな利点があって出勤は早い。いたん校舎に…

雪掻き(2)

少し歯ごたえのある雪掻きをするようになったのは、函館に引っ越してきて2年目、現在の家に住むようになってからである。家の玄関前車庫に到るアプローチ30??と北側の共有道路に我が家が面している40??をやるようになってからである。 朝起きて窓の外を…

雪掻き(1)

私は雪掻きが好きである。積もっても溶けても成果が長続きせず、報われないことが多い作業なのだが好きである。子どもの頃私に与えられた仕事に「玄関掃除」があり、冬はその延長で雪掻きをすることになったのかもしれないが、その頃からいやだと思った記憶…

札幌への句帳から 製紙工場の煙突だろうか、白い煙を中空に吐き出している。真っ直ぐ登っているが、ある高さまで来るとどの煙も一様に直角に折り曲げられる。寒さの所為かどうか、風の層があるのだろう。 冬空に真っ直ぐ立てぬ煙あり 未曉 冬木立の向こうに…

一転して今日は雨、きっと子どもたちは折角降り積もった雪がどんどん溶けていく寂しさを感じているだろう。 初雪や小ダルマどれも土が付き 未曉 ぎりぎり間に合わせたためきちんと片付いていない庭をきれいに隠してくれた雪も消えていく 初雪や雨の狭庭にし…

今朝は結構な積雪だった。昨夜深夜のスポーツニュースを見て寝坊してしまったので出勤の奥さんに合わせて朝飯前の雪かきである。朝飯前には少々ハードな積雪量だ。ましてや湿雪である。函館の平野部では初雪ともいえる雪なのに、こんなにたくさん降るのはお…

6年ぶりのJ1復帰が決まるかもしれないと言うので札幌ドームまで応援に行った。 札幌は雪も舞っていたし寒かったが積雪は無かった。ただ、入場までに30分、寒い駐車場を600メートルくらい蛇行させられた。最終的に同点にされ昇格は決まらなかったが、…

歳時記から「年の夜」習作 年の夜や静かに重く積もるもの 未曉 年賀状にアンナプルナの絵を描いていたら… 春光や七千アンナプルナにも 未曉

「山眠る」習作 高嶺花名も知らぬまま山眠る 未曉 「蜜柑」習作 蜜柑剥くあの時言えずそのままに 未曉

学園通りを通ったら銀杏の落ち葉が舞い、その中を学校帰りの子どもが友達とおしゃべりに夢中で歩いている。 バイバイと振る手に銀杏落ち葉舞ひ 未曉 吹き寄りて銀杏落ち葉の帯となり 未曉

二股岳は登山会があったとかで登山道が整備されていた。そこに落ち葉の絨毯が敷き詰められていた。 王侯となりて落ち葉の登山道 未曉 昨日までの雨をとどめることもできず、すべてが「涸れ」ようとしていた。 谷川に水奪われて枯葎 未曉

二股岳・水

残念ながらゲートには鍵が掛けられていた。いつも思うが、歩きに来ているのに車が使えないとなるとがっかりする。どういう心境なのだろう。歩き出すと冬めく林道の様子を結構楽しんでいるのに。 昨夜まで続いた雨がいっせいに谷に向かっている。その場その場…

「おでん」習作 喋らせておいてあうはうおでん食ふ 未曉 「冬囲い」習作 垣囲ふ筵に縄に日の匂ひ 未曉

「雪だるま」習作 校庭に立たされ坊主雪だるま 未曉 「新雪」習作 新雪や踏み跡で書く金釘流 未曉

歳時記から季語を拾って習作 「雪虫」 雪虫を避(よ)ける様して夕刊来る 未曉 「ポインセチア」 夫婦だけポインセチアがクリスマス 未曉

「山眠る」習作 星揺らめき放射冷却山眠る 未曉 「おでん」習作 コンビニのおでんの湯気を抱き帰る 未曉

アップル温泉の露天に入っていたら突然雨が降ってきた。 露天風呂タオル頭に時雨かな 未曉 「山眠る」習作 山眠る窓に山菜解凍す 未曉

投句に備え、推敲と選句をした。 新蕎麦の緑のほどの手打ち自慢 未曉 そばの昼餉(ひる)暖簾とあそぶ蔓もどき 未曉 木漏れ日を避けて気を引く月夜茸 未曉

「蜜柑」習作 早生蜜柑指が今年を振り返り 未曉 「年の夜」習作 降る雪のただ静かなり年の夜 未曉 傍題「越の雪」 静かなりただ静かなり越の雪 未曉

七飯岳 から松の黄葉忘れ物のごと 未曉 海峡は鉛の板のように光っている。白っぽい陽射しの海に雲が影を落としている。 冬立つや海峡急ぐ雲の影 未曉

七飯岳に登った。蔓梅もどき実が満開の花のように寂しさを増してきた山に彩を放っていた。 牛下りし牧に蔓梅もどきの実 未曉 冬兆す海白金に日の柱 未曉

田澤の蕎麦

昨夜鍛神美食の会で田澤を訪れた。前回は今年一月二十日だったから九ヶ月ぶりになる。鍛神現職の3人は軍資金を毎月積み立てているし、私は、退職して数が極端に少なくなった飲み会の分だと思って美味しさを堪能するために少し奮発する。そして「田澤の天ぷ…

毛無山晩秋の中で 赤き実を沼に差し伸べナナカマド 未曉 山中の沼や時雨も染め込みて 未曉

無職・昼食・間食=エノキ茸蕎麦

*[無職・昼食・間食]エノキ茸蕎麦 相変わらず無職男の昼食は「五目そば」が多い。しかし、今日は五目の内容が違う。主役を味わうために葱しか入れなかったので正確には「二目そば」である。 先日の毛無山でエノキ茸が採れた。野生のエノキ茸は始めて見た。…