2019-11-01から1ヶ月間の記事一覧

忘年会

もらうカレンダーが少なくなり古い卓上カレンダーの枠を利用してカレンダーを自作している。自分用だから次月の日を並べ、そこに自分の予定がわかるようにしている。 12月、二つの忘年会が予定されている。一つは毎月の飲み会、一つは三月おきの言うなれば…

冬の川

今はまだ降るものを入れ冬の川 未曉

凍れる

しばられる凍れる時間(とき)へ籠りけり 未曉

冬ざれ

冬ざれや踏切音を攫ふ風 未曉 どこかへ出かけるたびに通らなければならない踏切です。レールは新幹線以後ローカル線になってしまいましたが「函館本線」です。このカメラの背後に国道5号線がレールに平行しています。あっと、すみません55年前の写真です…

時雨

今更ながら温暖化を感じる。科学的に数字化されたデーターが時折示されるが、俳句なんぞをやっているせいか、私の場合五感を通して体感的である。 雪が重くどか雪に成りがち…。 北海道に顕著でなかった梅雨が蝦夷梅雨の名で…。 夏の暑さが異常…。 北海道の稲…

北風

一番星北風に危ふし薄光 未曉

冬構

ありものを着てあるがまま冬構 未曉

冬三日月

冬三日月 三日前、町内会総会のための役員会でふだん飲まないお茶を飲んだせいか寝付けなかった。その寝不足がリズムを狂わせたのか今朝は3時に目を覚ましてしまった。二度寝と言うにはまだ早いし寝られるかなと目を閉じたがだめだった。季語をひとつ思い浮…

白鳥・為兼題

うすずみで画く白鳥の白さかな 未曉

ちゃんちゃんこ・太極拳

しかし安いとはいえ月謝も払ったし、僅か半年で全く止めてしまうのも我ながら情けないので家で続けることにした。4時半には目を覚まし、5時半には腹も空くし我慢できなくなって布団を離れる。この時間なら誰にも見られず邪魔されずに出来る。幸い太極拳は…

冬曉・太極拳

冬曉の窓に自己流太極拳 未曉 それなりの意思、意欲をモチベーションで始めながら中途半端に終わったもののひとつに太極拳がある。若いとき誘われて行った中国香港のホテルで、朝まだき、窓下の河畔公園にわき上がるように集まった人たちが音も無く始めたの…

雪吊

雪吊りの木々切っ先を与えられ 未曉

初雪

お天気キャスターがどう言おうが、私の初雪はどんなにうっすらでも積もった雪を見たときである。道北の日本海側ではそんなきれい事を言っていられない猛吹雪だったようで不謹慎かもしれないが、昨日の函館の朝はそんな私を満足させる初雪だった。 墨を摺る今…

日短

日短や自分事だけ言ひて切り 未曉

古日記ルーティンのごと今日を重ね 未曉

冬に入る

冬に入る微熱の指で自動ドア 未曉

帰り花

帰り花裾に外人墓地の山 未曉

短日

短日や締め切り持たぬ稿暗む 未曉

残る葱の風に折れたる青さかな 未曉

菰巻

松並木囚人のごと菰巻かれ 未曉

立冬

立冬や雀忙しく土を打つ 未曉

おためごかし

「おためごかし」と言う言葉がある。 広辞苑には「表面上は相手のためになるように見せかけて実は自分の利益をはかること」とある。 東京五輪を誘致するとき「無駄遣いをしない」「日本の子どものために」「復興支援」という言葉がそのために語られた。 しか…

暮の秋

瞑れば秋焼け落ちるごと暮るる 未曉

草もみじ

草もみじ花の色など問われても 未曉

時雨

小夜時雨遊びし旅の終る駅 未曉

秋耕

秋耕や待つその先を待ちながら 未曉