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春分の日。隣の家で垣根や庭の木の手入れがされた。同じ町内に住む造園業のWaさんの姿が垣根に見え隠れしている。そういえば、我が家の満天星躑躅の垣根の冬囲いがそのままだ。速足気味の春に戸惑ってしまう。もう一回はドカ雪が降るのでは…などと思っていたが、それが後手後手に回ってしまう原因だ。どこかでこのまま春になっていいのかという意識があるらしい。
春へと意識を切り替えればやることはたくさん出てくる。ウッドデッキのシートをはずしてステインを塗って…、タイヤ交換も、ワックスも…、家の周りの掃除も…。
まず、満天星の冬囲いを解いた…。筵を仕舞う段になり気がついた。そうだ物置も夏向けに整理しなければならない。
先日の札幌への車窓詠。
大沼はまだ凍っているがその氷のくぼみに雨が水溜りを作っている。この水は凍るのではなく、溶かす働きをするのだろう。
冬尽くや島立ち上げて沼の雨 未曉
風倒木の目立つ場所があった。少し人の手が入っているらしく切り株も見える。先日の貧乏山の伐採跡を思い出しながら
蘖や年輪新た風に直ぐ 未曉