2008-04-19 ■ 季語閑語 私に伐られた木蓮が花芽を順調に膨らませ、咲き出した。伐り方が木の特性を知らずに遣ったことなので木になって仕方がない。伐り捨てた枝で咲いたり、太い幹から直接花を咲かせているような花があったり、その健気さに責められているように気になってしまう。 今日一日木蓮白く花残し 未曉 満月である。その月光に今日の日差しで咲ききれなかった庭の木蓮が燃えうように白い。今にも咲きそうである。 月光に木蓮花をふくらます 未曉