先日の林道歩きで白馬に遭遇した。王子様が乗るような颯爽としたりりしさはなく、ぼってりとして全体に丸みを帯びていた。もしかしたら子を孕んでいるのかも知れない。私はいつも白馬と言うと勝手に牝ときめがちだがこのときも、白馬、牝、孕み馬と言う単純思考で見ていた。警戒しているのだろうが目は優しい。10mくらい離れた林道と川の間の樹間を少しの間並行して歩いてくれた。あそこには馬の道があるようだ。恵山、戸井の辺りには放牧から半野生化した馬がいる。
   孕み馬和草を食み小枝を押し   未曉
   並行す孕み白馬に許されて    未曉