2008-04-07 ■ 季語閑語 国道がニンニク沢を渡って直ぐ左手に1基のサイロがある。と言うより残っている。そばに建っている家はもう農家のそれではない。残していると言うより仕方なく残っている感じで建っている。蔦が絡まっている姿はサイロだけに北海道の厳しい寒さの中での農業を思わせる。このサイロの歴史は、開拓時代まではさかのぼらないだろうが。 待春のサイロ幾重も蔦纏ひ 未曉 朽ちサイロ時の澱みで建っており 未曉