アウェイゲーム

 今回の主目的、自分なりの「コンサドーレJ1昇格祝い」としての対浦和レッヅ観戦をしてきた。今までホームゲームばかり見てきたのではじめてのアウェイゲーム観戦にも興味はあった。
 埼京線から武蔵野線に乗り換えるとレッヅカラーのユニフォームに身を固めたサポーターが車内に目立つようになり東川口に着くころには真っ赤になっていた。身動きできないまま浦和スタジアムだけにあるような浦和御園で降り人の大河の流れるままにスタジアムまで歩いた。似たようなユニフォームなので気がつかなかったが、よく見ると赤と黒の縦縞のコンサドーレユニフォームに身を包んだ人も結構いる。それにしても暑い日だ。
 アウエィ席は大きなスタジアムの50分の1くらいだろうか。与えられた席は埋められていたが、色が似ているので飲み込まれて仕舞う感じはいなめない。それでも前半先取点を取ったときはその小さな一画が沸いた。同点にされた後に直ぐ1点取り返したときも沸いた。一昨年優勝、昨年2位のチームにすごい戦いぶりの序盤だった。後半強いプレッシャーも無いのにDFがキーパーにバックパスをしたあたりから大きなブーイングが浦和のサポーターズ席から聞こえ出した。コンサドーレキーパーの直ぐ後ろである。そして立て続けにデフェンスを破られ2点献上してしまった。ミスは笑われた。浦和サポーターの余裕が選手をのびのびさせた。とくに4点目は相手に余裕を持たれていた。ホームのサポーターが試合の雰囲気を作ってしまう時間帯だった。負けてもお祝い出来ると思っていたが予想に反して悔しさを感じた。
 サポーター席の中の席だったので最初は歌ったり大声を出したりしていたが、試合が始まると夢中で見てしまう私は応援しながらの観戦は無理なようだ。立ちっぱなしの応援だったので見ているだけにしても立っていなければならずそれも辛かった。
 駅までのアプローチで前を若い夫婦と子どもの三人連れがコンサドーレのユニフォームを着て歩いていた。次に期待しよう。「コンサドーレがんばれ。」である。