アンナプルナ・ダウラギリ展望トレッキング(11)

   4/7 カトマンズ〜ソウル
 半日カトマンズで時間がある。ラジソンの代わり映えしない朝食を摂り、パッキングを完了させカトマンズの中心街へ出た。目的はこうもりを見ること。Koさんは孫のTシャツを解体らしい。Yaさんは始めてのKuさんをランタンの時に尾tずれた大きな寺院のあるところに案内したかったらしい。結局タメルからニューロードのあたりを歩き回って終わってしまった。分かりづらく迷いやすいのは変らない。最初に比べると町は見違えるほど綺麗になっている。不潔、不衛生な感じが薄れている。市民の意識が変っていることを感じた。清掃車が道路のゴミを運んでいた。このままでは駄目だと言う民意の後押しが変えつつあるのだろう。王宮の前のメインストリートの大木に白い鷺と黒い大きなこうもりが同居していた。KoさんがTシャツを買っている店で、RPを使うためにポシェットを買った。後200RPだ。
 結局速めにホテルに帰り着いてしまった。私は、もう一度「ヒマラヤのメモリー」に行って、パシュミナのセーターを奥さんのお土産にすることにした。店にいたリーダーや他のユアーの女の人の意見を聞いて、色を選び日本円で買った。一度鍵をかけたスーツケースをあけ、セーターを入れて、帰路の準備はできた。  
 何が起こるかわからないカトマンズの空港だから、早め早めに行動するそのせいもあるし、ビスタリズムもあって荷物にも、出国審査にも手荷物のチェックにも時間がかかる。最後には搭乗も時間がかかって飛行機の座席に着くころには疲れてしまった。手荷物検査の前に空港内の売店でサンドイッチを買って150RP、10RP札が数枚残った。サンドイッチは口に詰め込んだ。味は分からなかった。
 空いていたので席を替え、ゆっくり足を伸ばし機内食エラゴンとか言う映画で時間をつぶした。水やジュースは来るたびに貰った。水が冷たくて美味しかった。
 夜中に仁川飛行場に着きさらに夜中にソウル市内のホテルに着き何もしないで寝た。明朝は5時モーニングコールだ。眠れるのは4時間も無い。
      漢江に観桜の宴流れ落ち    未曉