アンナプルナ・ダウラギリ展望トレッキング(12)

takasare2007-04-14

   4/8 ソウル〜千歳〜函館
 5時目覚ましで起こされた。眠ってから起こされるまで一回も目を覚まさなかったし寝返りもうっていない。久しぶりの眠りだ。しかし、絶対的な時間が不足しているので眠い。顔をざっと洗っただけで、昨日のままのザックを背負いバスに乗った。ソウル〜仁川空港までは雨、夕べは桜を愉しんでいる人もいたが、この雨で桜も終わりだろう。うつらうつらしながら乗っていたが他のツァー客も乗っていたが、私に後ろ座席の人は最後までおしゃべりしていたため、うつらうつらで終始した。空港についてすぐ搭乗手続き。リーダーは私たちより早く空港に来ていて、これから終日時間差で日本各地に客を送り返さなければならないそうだ。ツァーの仲間九州の人達はもう搭乗口に行ったとの事。彼女たちとは昨日寝る前のロビーでお別れしている。
 終わって往路食べた和食レストランの向かいにある韓国料理の店で朝食の席に座った。クッパスープ、キムチ、カクテキ、大根の酢汁、のしシラス、ナムル。キムチ、カクテキが美味い。食後お世話になったリーダーとここでお別れ、入国審査とチェックをへて搭乗口へ向かった。
 お金を使う時間が無いのに両替してしまったウォンが残っている。麺が食べたくて空港を歩き回った。麺と思って注文したら辛いスープに白飯がついてきた。スープだけに口をつけて面はあきらめた。残ったウォンに日本円を少したしてさっき美味しかったカクテキを自分用のお土産に買ってみんなの所の戻った。
 「千歳行きは少し遅れています」と言う日本語の案内があったがそれ以降何もない。けれど待合の人はいつの間にかいなくなっている。Yaさんが確かめに行くともう搭乗しているとの事あわてて機内に入った。肝心の搭乗案内も日本語でされるものと思うのが当たり前だろう。函館勢全員が同じ行動をしたから私の聞きのがしではない。
 「あっ、スリッパがない」カトマンズからの機内に忘れてきてしまった。隣に座ったSakagさんには千歳から運転してもらうので寝てもらおうと空いた席に移った。昼寝の下手な私は寝られそうも無いので旅行メモの記述に当てた。機内食とぼんやりと併せると3時間のフライトはなんとなく過ぎていった。千歳到着間近千歳の気温7度と表示された。今朝、タイツを履いておいた。旅行が終わって油断したんでしょうとは言われたくない。タイツ成功。
 案の定、千歳で我々のスーツケースはなかなか出てこない。カトマンズからのカーゴは一番奥に入れられたのだろ。関税検査はトレッカーの汗臭い荷物は空ける気にもならないのだろう、五人まとまるとすんなり通ることができた。千歳は雨上がり。迎えの車で駐車場へ、乗り換えてすぐ函館への道を高速にたった。Sakagさんは同じリズムでぶれることなく、車を走らせる。高速だと周りの車が気になるがそんな風もない。一回のトイレタイムを取っただけで5時半には函館に着いた。
 今日は知事と道議選挙の投票日。8時の投票締め切りが気になっていたが、ゆっくり投票できた。ついでにアップル温泉で手足を伸ばした時、アンナプルナ・ダウラギリ展望トレッキングは終わった。
     春日やネパール土産のお茶の湯気   未曉