俳句サークルの例会に吟行句会を重ね、大野佐々木農園、北斗市戸切地陣屋跡を巡った。佐々木農園はあやめ園で有名らしいが、まだ一つも咲いていなかった。眼を惹かれたのはバスの途中にあった廃屋の躑躅だったのでそれを句にした。嘱目吟はそのままを句に…とは言うものの、そのままでは子どもの作文にしか思えず 
  廃屋や躑躅の庭の燃えており  未曉
 としたが、一点ももらえなかった。家に帰って推敲してみたが、躑躅=火のイメージは頭から離れなかった。
  廃屋や躑躅の炎浴びており   未曉