山道楽115=アンナプルナ・ダウラギリ展望トレッキング(1)

  1. [山道楽]アンナプルナ・ダウラギリ展望トレッキング(1)

3/30 函館〜千歳〜ソウル 
玄関前に出していたスーツケースとザックをSakagさんの車に積み込んで三度目のネパール、アンナプルナ・ダウラギリ展望トレッキングがスタートした。60歳前半の男4人は、車中で何を飲食するでもなく山の話花の話で千歳に着いてしまった。途中、壮瞥の道の駅でトイレタイム。千歳の百円ショップで持ち忘れたものの補充で止まっただけである。いつもながら淡々と同じペースで運転できるSkagさんのすごさに脱帽である。
 千歳空港でKoさんとりんゆ観光のNiさんに迎えられる。Koさんとは昨夏以来である。すぐ搭乗手続きをしてこれから何度もしなければならない出入国審査、荷物などのチェックの第一回目に臨んだ。無事通過、あたりまえだという反面、嬉しい気持になってしまう。ザックを背負い昼飯を食おうと空港内を歩いた。そういえばこの前ランタンに行く時もほぼ同じメンバーで同じようにしていたことを思い出した。今回はラーメン街で函館あじさいのラーメンを食べた。私が食べたのはカレーラーメン。桔梗の「めんぞう」の方が口にあうかな?。
 少し遅れて離陸、結構空席があり、近くの窓席も空いていたので移動した。後1時間くらいと思って下を見たらたぶん釜山辺りと思うが、韓国の上空だった。雪を被っているような高い山はない。際立って大きな集落も見えない。人口の4分の1近くがソウルに集中しているという話を後で聞き、なんとなく分かるような気がする。
仁川(インチョン)国際空港は小雨が上がって靄っていた。入国審査を終え、ツアーリーダーやメンバーと合流するため約束の「B]出口へ向かうが空港がでかくて遠い。やっと近づいたら、Yaリーダーが迎えてくれた。簡単な顔合わせの後他のツアーの方たちも一緒にホテルへ向かう。西の海、漢河、それらに沿うソウルの臨海地区は少ない灯りが靄に沈んでいる。その中に三本ほどの桜が薄桃色の花をつけていた。
 ソウル中心街のホテルまで1時間弱の予定が倍近くかかる。さすが一極集中の街らしい。心の奥では、初めての韓国ソウル。雰囲気だけでも美味しいものだけでもともくろんでいたが、時間も遅くなり明朝も早いのであきらめた。小腹が空いていたのでホテル向かいのコンビニでそれぞれ飲み物や食料を買い、ホテルのSakagさんの部屋でミニ宴会をした。私は、缶ビールとサンドイッチとカップ麺を買ってきた。部屋のポットで洗面所の水を沸かしそのカップ麺を食べた。ソウルの夜は少しわびしく更けていったのである。
       初めてのソウル夕墨初桜   未曉