「恵比寿西店」高山市

takasare2006-01-14

 高山市に老舗の「恵比寿」という蕎麦屋さんがあり、その分店がこの近くにある。開店は11時。ひだっ子にがっかりしたのでおいしい蕎麦なら良いなぁと思いながら、見つけた。店頭で白い調理服姿の若者が蕎麦を打っている。本店で打った蕎麦を持ってくるのではなくここで打っていることで蕎麦に対する姿勢がわかる。高まる期待で暖簾をくぐった。
 品書きを見る。やはりこういう店にはラーメンは無い。蕎麦を打っている姿を見ながら蕎麦をたぐると、打ちたてを食っているようでうまさも格別になる」。「翁」で体得した目が味わう蕎麦のおいしさはこんなところにもあるようだ。最もシンプルなのがざるそばしかなくそれを頼んだ。、香り、舌触り、噛んだときの味がしっかりしている。「ひだっ子」で残念だった分おいしく感じたかもしれないが、そばは明らかにちがう。ざる蕎麦と言うことでのりがかかっていたがこの蕎麦にはのりは必要ない。水切りがもう少しよければもっとよかったのに…である。蕎麦湯は重くおいしく楽しめた。