「心打亭」飛騨荘川

takasare2006-01-15

 国道158号線荘川沿いに車を走らせると、飛騨蕎麦街道の幟が蕎麦心を誘ってくる。
MAPまで作って売り込んでいるようだ。心打亭を探したが見つからずUターンした。大きな水車と温泉のある公園と思って通り過ぎた「荘川の里」というところに心打亭の幟が見えた。公園のシンボルの水車を見た。直径10mくらいのが一つと5m級が四つの5連の揚水式水車が回っている。蕎麦粉でもひいているのかなと思って小屋を覗いてみたが、空臼で
粉を挽いている風は無い。水車前の店に入るとそこではまさしく蕎麦打ちが実演されていた。打ちたてが食える。蕎麦の香りはそう強くは感じなったが、冷たい水できりっと締まった蕎麦は角が立っていて舌触りが抜群にうまい。つなぎをあまり使っていないせいか、切れやすく短いが、うまい。噛んで味が出てくる蕎麦だ。水切りをもう少しきちんとやってくれれば最後までおいしく食べられるのに…と思った。箸休めに添えられた赤カブの漬物は蕎麦に合わない気がした。蕎麦煎餅が一枚付いていた。