あちこちのテレビ番組に顔を出す脳科学者茂木さんがある番組の中で「ブログなどは、昨日のことを思い出して次の日の朝に書くのが良い方法だ」というようなことを言っていた。わたしのブログはその方法で書いてきた。脳科学の先端を知っていたわけではない。だらしないことに私は夜の3時間はテレビの前にだらしなく座ってしまう。ただそれだけの理由でブログは次の日の朝に書いてきた。次の日の朝に前の日のことを書くから、時を表す言葉に気を付けなければならないが…。
 「脳は夜眠っているときにその日記憶したことを整理するので、きちんとした睡眠は大切だ」とか「しっかり寝た後の朝が脳の働きはもっともいい」とか私に当てはまる言葉が続き「いいぞ、いいぞ」と聞いていた。夜更かし族から「それじゃ、僕はダメだ」という声が挙がると「一概にそうとも言えないんです。個人差がありますから…」と茂木さんが答える。結局「なぁ〜んだ」という話しになったが、「ブログは次の日に書く私の方式はまちがっていないのだ」と愚にもつかないことをだらしなく結論づけて今日(3日)が終わった。
 節分、大きめのぐい飲みに豆を盛って仏前に供えた。彩りに金平糖も入れた。うちの奥さんは歯をかばってか食べない。我が家では娘達が大学へ行くようになり、家を離れてから「鬼は外」の豆撒きはやっていない。結局私一人でテレビを見ながらぐい飲みの中の豆を全部食べてしまった。年齢以上である。 
   福豆や一つ十歳(ととせ)で食べにけり  未曉
 歯が丈夫でなかった母の思い出である。