正月らしい雰囲気を出すために毎年舞玉を飾る。、近頃は舞玉だけ売ってくれるので水木は山から取ってきて自分で飾り付ける。今年は娘二人が早めに来ていたのでやってもらった。その姿を見ているとつい娘等が幼かったころを思い出してしまう。その思いがなかなか俳句に出来ず、結局マニュキア(娘達はしていなかったが)と言う言葉に託すことにした。
  マニュキアの指舞玉を飾りけり  未曉
 福袋、千両箱、お多福、さいころ、鯛、末広がり、千客万来、商売繁盛等の古いデザインそのままの絵や文字だが、舞玉と一緒に下がるとそれでなくてはならないような存在感で正月気分を出してくれる。
  描かれし福袋舞玉に揺れ     未曉