温かい一日になった。文化祭のためにしばらくぶりに筆を持った。窓から差し込む日差しが色紙の白を眩しく目を射る。2,3回練習して勢いで書いてしまった。強い日差しに刺激されたのかもしれない。
  小春の日脱ぐ袖なしの背もたれに  未曉
 念のため色紙をもう一枚書いた。気に入った方を手作りのパネルに入れて出品準備完了。もう一枚もまあまあなので、春に飾った壁の色紙を取り替えることにした。そこには半年前の季語があった。
  六月経し壁の句を替え冬隣     未曉