2009-07-03 ■ 季語閑語 兼題「夏帽子」 ある夏椴法華の築港で教え子が小さな男の子と歩いているのとであった。女の子は変わる。「先生、私誰だか分かる?」と聞かれるのが一番困る。その時もわからなかった。巾のひろい帽子を被っていたせいもある。向こうから明かされてわかった。 ふる里に帰りたる日の夏帽子 未曉 兼題「木下闇」 木下闇魚影走りてまた静 未曉