留守にしていたので積もったままだった雪掻きを済ませたら何もすることが無くなった。年賀状を作り、テレビでラグビー観戦をしてだらだら過ごした。夕方出かける用事があるので酒も飲めない。
明後日俳句サークルの投句締め切りなのに兼題句ができていないのを思い出し、皿を出したり、もらった年賀状を読み返して言葉探しを始めた。兼題は「煮凝り」と「寒見舞い」である。苦吟になった。
煮凝りや皿絵の波の岩となり 未曉
煮凝りや酒に溶けたる小諍い 未曉
寒見舞ひ一病息災吾も君も 未曉
苦吟は気に入った句にならない。もちろん選ばれもしない。今年も思いやられる俳句道になりそうだ。