ヤンカ山(1)

takasare2005-10-11

 今日も6時出発。曇り時々小雨の渡島から雲石峠を越えて檜山に出る頃には青空が広がりだした。その青い空を雄鉾岳の峨峨たる稜線が切り裂いて車のフロントガラスに広がっている。
8時25分登山口着。3年前熊石山歩会主催のヤンカ山開きに参加したことがある。あまり記憶が無い。けっこう急な登りにへこたれたことをおぼえているがそんなに時間はかからなかったようにも記憶している。登山口の第一歩から手で捕まっての登りが始まった。延々直登に近い登りが続く。なんとか付いて行くが厳しい。昨日の横津がきいているのかもしれない。若狭さんが熊石で教員の頃山歩会で道をつけたとのこと。もう少しやさしい道をつけてほしかったなどと弱音をかみ殺して息を整え、歩幅を小さくして高度をかせいだ。10分間隔の合目を励みにしながらも3合目で給水、5合目で羊羹タイム7合目前ヤンカで休みをとった。高さが無いので木が多く、見通しが悪い。前ヤンカからも東側しか見えず、白水岳、冷水岳の重なりが間近にあった。4合目辺りからは狭い尾根道が続いている。7合目以降はその狭い尾根が70mほど下がってから今度は150mほど登り山頂につながっている。下るのも登るのも急勾配だ。10時30分山頂
着。尾根道の途中に合目標識と同じようにそれを示す標識があるだけの山頂だ。ここも東側だけ樹木が開けていて景観が見える。浅い沢を挟んで熊の湯の駐車場が見え、そこから競り上がるように白水岳が対面する。早いので昼飯は後回しになった。(続く)