オロフレ岳

takasare2005-07-19

 4時40分目覚める。5時目覚ましが鳴るのを待って起きる。準備もできているし握り飯もつくらなくていいから、のんびり新聞を見ながら朝飯を食う。のんびりし過ぎていたら、koさんが来てしまった。koさんの車を車庫に入れ、途中yaさん、kuさんを乗せ、車を北上させた。
 函館は」曇り空だったが、次第に青空が見え始め、気温もぐんぐん上がりはじめた。今日の登山だけでなく、今晩のキャンプも楽しめそうな天候の好転ぶりに会話もはずんでいた。長万部湿原に咲き誇るノハナショウブを写真に収めた後、静狩を越えた。
 豊浦道の駅でyaさんと運転を交代、時間もあるので室蘭を回って登別からオロフレ峠を目指した。食堂や、レストランの開店には時間が早すぎ、期待したオロフレ峠の茶屋も、数年前も前から閉店している感じでシャッターが下りていた。急きょ、明日の昼に予定していた行動食をリュックに入れ、出発することにした。
10:30出発入山BOXには9時半前後に4〜5人登っている。私達より10分程早く入山した熟年5人パーティは、届け出ノートに記入していない。沢状の所に整備された登山道がつけられていてとても歩きやすい。先頭になりペースを作ることを心掛けて登った。露出した木の根も少ないし、石、岩もない。道端の笹や草が刈り払いもされていてさながらハイウエイを歩くようなものだ。
yaさんkuさんを立ち止まらせてしまう花が、高度をあげるに従い多くなる。ハイオトギリ、ヨツバシオガマが道の両脇に連なるように咲いている。足許に心配がないのでイワハゼ、カラマツソウ、ニガナ、シロバナニガナなど花だけでなく、岸壁、尾根に出た時の展望も十分楽しめた。暑いし、汗でぐっしょりになったが、爽やかな風に助けられ最後の登りにかかった。Kuさんが不調を訴えながらも登っている。ゆっくり落ち着いて登ったのでいつもの息苦しさもない。Kuさんを心配しながら登ったからか、あおぎ見て登りが切れてると「山頂」と言ってあげたくなったが、先行した熟年パーティの声が聞こえない。案の定偽ピーク。それを何度か繰り替えして頂上に着いた。今まで道を飾っていた花は山頂には無く、地面が露出した広場があった。
 先行5人パーティは新潟から来道しいくつかの山を登って来たと言う。行動食のパンを水で流し込み、写真を撮った。明日登る徳舜別岳、ホロホロ岳連山(写真)もパチリ。
 下山も撮り残した花で足を停めたほかは、一回休んだだけで下りてしまった。
 麓の、久保内ふれあいセンター(370円)で入浴。コンビニで今晩の飲み物や明日の行動食を補充した後、キャンプ場へ向かった。登山口直下のキャンプ場(無料、炊事場、トイレあり)にテントを張り、レトルト食品で夕食。ちくわ、チーズ、漬け物などでビールを飲んだ。小一時間蚊取り線香の煙ただよう中、飲みかつ喋っていた。静かでおだやかな夕べだった。8時前テントに入った。