横津岳

　８時いつものように、たかされ放浪記に向かっていたら、Ｙさんから横津岳へのお誘い。二つ返事でＯＫ
昨日の内に、御盆の墓参り、定期受診、散髪を済ませておいて良かった。
　急だったので昼飯はコンビニおにぎりを買うことにし、有り合わせのお菓子とソーセージをリュックにいれた。暑そう。水を５００?持った。道のコンディションは良いだろうと判断して（横津だからという気持ちもあって）トレッキング用のスニーカーにした。
　Ｙさんの車で出発。中腹は曇っていたが、それを過ぎると予想通り山の上は晴れ。航空局のレーダーがあり、その保守のための舗装道路を登る。ゲートにはすでに３台の車があった。
　最初の内は花も少なかったが、山頂の大きなレーダーあたりには、トウゲブキ、ミミナグサ、フウロが咲いていたし、奥のレーダーの所には、エゾチドリの白い花が咲いていた。神社の所の沼では、ワタスゲが風に揺れ、その周りをカンゾウがワタスゲを守るように咲いていた。時期が遅く、少々くたびれた咲き方だったが…。
　今日の目的地烏帽子岳に向かった。舗装道路からはずれると土の柔らかい感覚がとても気持ちがよい。特に今日は、スニーカーなので強く感じる。
　途中の第一湿原でのワタスゲ、カンゾウ、第二湿原の ワタスゲ、カンゾウ、ギボウシ（ちょっと早かったけれど）を写真におさめた。
　烏帽子岳の山頂は、カンゾウ、トウゲブキ、ゴゼンタチバナ、オトギリソウ、ジャシンが咲き花盛りだった。飯を食おうと座って目の高さが花丈と同じになったとき別世界になった。黄色い花が連なり、その花にたくさんの揚羽蝶がまとわりついて舞っている。
　こんなに良い天気なのに誰もいない。４０分も山頂にいてしまった。
　なじみの袴腰岳は見るだけにして帰りは一気にゲートまでおりきった。風呂、ビールといきたいが今日は夜バドがあり、それができない。残念。