2011-11-16 霜柱 季語閑語 兼題としていただいてから一ト月、遂に出会うことなく過ぎてしまった。何時だったろうか。一昨年の庄司山へのアプローチで出会ったはずだ。頂上部のご神体の大岩を伝う滴りが氷柱になっていた。 溝のような杣道の脇に牙を剥くように霜柱があった。足元にもまた霜柱があって大きな音をたてる。 地の虫のもぞと深きへ霜柱 未曉