案内を受けながら気が進まないということだけで欠席届を出すときがある。その時、主催者へのおもんばかりや、少しの自分の見栄から小さな嘘を書くことになる。誰にもあることだからそのことで怒ったり相手のことを嫌いになったりはしない。だけど、出すときも受け取るときもほんの少し寒い。
  春の雪欠席届うそ少し   未曉