2010-10-18 ■ 季語閑語 椴法華への蛾繭野の道は期待はずれの紅葉だった。それでも峠から恵山寄りの谷は少し色づいていた。車を停めて外に出るまでもなし、秋特有の雨もぱらついてきた。 通り雨車窓に滲む浅紅葉 未曉 買い物をするスーパーからすぐ函館本線の踏切を渡る。ほぼ西を向居ている道路の果てに夕日が沈む。物陰に隠れて一時停止違反とシートベルト着用違犯を取り締まっている警察官が邪魔な一日の終わりの風景になる。 遮断機の下り来て釣瓶落としかな 未曉