2010-07-25 ■ 季語閑語 どう気が向いたのか我が家で朝顔の種を植えた。春遅くの事である。私には朝顔は教材としての印象が強い。そのせいか、植えた途端小学生のような気分になって、芽が出た、蔓が伸びたとその都度話題を提供してくれた。 ついに今朝二輪咲いた。濃紫一色の花で少し物足りなさも感じるが、よく見ると夏にふさわしい強い色だ。 朝顔の蔓空に溶け二輪咲く 未曉 薬を使わない我が家の庭は虫の楽園でもある。葉や花芽を虫たちから守るため妻は虫退治に余念がない。 炎天に妻の悲鳴や大毛虫 未曉