昨年は文庫版吉川英治の「三国志」全五巻を年頭から二ヶ月かけて読破した。今年は積年の難物「万葉集」に挑むことにした。読み仮名が付いていて現代文訳で解説されている角川の文庫本が発行されたからである。しかも冒頭、長歌(と言うのかどうかもはっきりしないが…)から始まる。現代文に行く前に雰囲気だけでも味わおうと何度も読むが古語は手強い。
  万葉集古語注釈の読み初め   未曉
  万葉集古語累々の初読書    未曉