昨日の山登りで使ったザックや敷物を陽に干した。ついでに洗濯もして青空の下に干した。
雷が小さく聞こえたがまだ遠い…と油断していたらいきなり大粒の雨が降り出した。あわててウッドデッキの登山用具を家の中に放り込んだ。それだけでもう、体中が濡れてしまっている。次は洗濯物をと思ったがどうせ洗濯のし直しだとあきらめた。体を拭きながら雨に濡れていく窓外の洗濯物を眺めるのは侘びしくもありどこかに潔さみたいなさっぱり感も感じる。
そのさっぱり感が時雨という季語に出会いながら俳句にならない理由のようだ。
干しものの時雨に濡るる重さかな 未曉
落ち栗や幼鳥の口雨にはぜ 未曉