2009-10-03 ■ 季語閑語 外は中秋の名月が空にある。毎年のことだが近所のTaさんから栗の枝をもらう。見事に大きい栗である。今年は鷹の羽模様の葉の薄まで着いている。 栗の枝もろふて今日の月を待つ 未曉 それだけではあまりに他力本願なので自分で秋草を採りに、藤城スカイラインに車を走らせた。ノコンギク、アザミ、マツヨイグサなど今そこで目に付いた花はすべて揃えた。我が家の庭からは鬼灯を入れ、豪華な月への供花となった。 雲片を出で満月の空となる 未曉 星一つ添ふて無限や月の空 未曉