2009-08-18 ■ 季語閑語 季題「朝曇」 夏の朝は曇っていることが多い。夜の冷えが日中の暑さへ移行するときの気候現象だろう。起きた時には全体は曇っているのに立待岬にだけは汐首岬をかわした朝日が眩しいことがある。そんな日は暑さが予想される。 立待に日の洩れ初めて朝雲り 未曉 朝曇りと言うか海霧っている灰色の函館の街に一際目立って赤っぽく灯りを残しているところがある。若者をゲームや簡単なスポーツなどで遊ばせるビルである。夜通し営業なのだろう。 若者のビル灯も饐えて朝雲り 未曉