2009-08-09 ■ 季語閑語 大雪山行の二日目十勝岳の裾、望岳台から1時間ほど登った。火砕流の跡が登山路になっている。火山らしく火が削ってしまったのだろう遮るものが何もない。まず、胸とおぼしきところに噴煙二筋、そして鋭角の頂、その上に夏の日…。登山路は真っ直ぐそこに繋がっている。 炎帝へ火砕流跡影も無し 未曉 竜胆に片陰もらひ積み石に 未曉