2009-01-20 ■ 季語閑語 今日、大寒。今年は「寒」が気になる。「寒」らしく寒くない…というよりむしろ暖かく感じるかだろう。温暖化とか異常気象という不安感が意識の中で現実味を帯びてきているからかもしれない。 朝の内は 懸かりたる軒黒々と寒の月 未曉 と厳しさを感じるが、日中になると 大寒の雨や溶けゆくものの声 未曉 軒垂れの音が耳障りである。