2008-12-31 ■ 季語閑語 今年の終わりも、妻の実家(船大工)の作業場で蕎麦を茹でて迎えている。打ちっ放しのコンクリートの床から冷気が上ってくる。背後、恵山から落ちてくる崖の木々がごーごーと音を立てて、不安だらけの年の終わりのBGMに聞こえる。 灯台の風吹き分けて越のの家 未曉 蕎麦茹でる湯気を通して去年今年 未曉