当別丸山に登った。花は無く、紅葉にも早い彩の少ない山歩きだった。すると、ここはどうしてもトラピストが風景の上での彩りになる。
 実際は、鐘を背に登って林間に入り木の実の音に気づくのだが
   木の実降る山より出でて鐘の丘    未曉
 道を逸れて茸探しも始まる
   食べらるる是非林間に茸採り     未曉