所属している七飯俳句サークルの句会報の編集を引き受けることになった。例会で投句、互選された句を載せるだけのものだから、作者ごとの句の羅列でいい。しかし、折角任されたのだから少し独自色を出そうと思って考えた。お金もかけられないし、毎号のことだから難しくないものでなければ続かない。そこで、季節の野菜の一部のマクロ写真を表紙のカットに使うことを考えた。第一回目は「胡瓜」にした。胡瓜の切り口のみずみずしい緑はどうだろう。
   切り口に涼噴出して胡瓜かな   未曉
   胡瓜切る包丁緑色になり     未曉