蓬揃山・被写体(2)

takasare2007-12-27

 昨夜はすぐプリントアウトしたいと思いながら雑事でできず、今日朝からコンピューターの前に座った。今まで使っていた写真編集ソフトに取り込むことができるかどうかも購入の際の要件だったので心配しながらつないだ。何の問題もなくすんなり昨日の歩きの写真が一覧できた。そのままいつも作っている山行記録アルバム「蓬揃山」を作ってしまうことにした。夫々のモードで写したものを使いながらA4判にレイアウトしていく。いつもどおりさくさく動くし一時保存も重い感じがしない。今まで2Mサイズだったものを5Mサイズにしたけれど心配なさそうだ。
 写真には不満がある。もちろん腕のせいだ。?マクロ写真のシャープさが無い。きっと手ブレだろう。?ズーム写真がただ広く写っている。漫然とズームアップするからだろう。もっとズームする対象に商店を当てる必要がある。?フレーミングが漫然としている…。特に白根葵の種子のマクロ撮影は被写体が良かっただけにピントの甘さが悔しい。一応A4に伸ばして、このカメラの記念「俳写」第一号としたが不満である。ただマクロ撮影したことによって被写体への感情移入のようなものが生まれ、俳句作りや「俳写」作りには言葉の選択肢を広げてくれそうだ。俳句と写真のコラボ作品作りをやってみようというのもこのカメラ購入のきっかけだったのですぐ作れたのはうれしかった。素人が花の種子を写して自分でA4に伸ばせる時代になったのである。高校生の頃、友人のカメラで高校新聞のトップ記事「春を待つ」写真を撮ったときの新鮮な気持ちを思い出した。三人の子どもが大き目の空き缶で小川の魚か何かを捕っている被写体だったように思う。
 そこそこのカメラも手に入れた。プリントアウトもできる。後は腕だけである。
 来年も五七五に凝縮できる言葉と被写体を求めて山を歩く…。