イワオヌプリ・ニトヌプリ(1)

takasare2006-07-26

 Ka、Ya、Kub、Kudさんと私の5人で五色温泉の駐車場に着いたのが9時、Koさんはもう着いていた。火山地形の中の散策路がそのままイワオヌプリの登山道になっている。そして段差の大きい階段での急斜面直登で登山が始まる。以前登った近くのチセヌプリもそうだったが、道は、大きな岩が露出して岩を伝い歩きするような登山になる。登り時の足場の選択は楽だが、下りは慎重、緊張を強いられる。登りも歩幅にリズムが作れないので疲れやすい。特に私は、段差の大きい所で体重を持ち上げるのは大変だ。右膝をかばいながら登る。
 コイワ、ニト方向への分岐を過ぎる頃になると大きな岩がなくなり、火山礫や小石が目立つ斜面になる。目印になるようなものは無い。木は潅木のようなものがところどころにあるだけで、草も少ないのでどこを歩いても行けるが、霧でも出たらすぐ迷いそうだ。40分ほどで火口原の外輪に出た。小休止の後外輪を右回りに辿った。石というより火山灰の粒が少し大きいだけで滑りやすい。靴底を圧着させるようにフラットにすることを心がけて上り詰めた。1100m空気が十分あるということはなんて素晴しいことなんだ。一時間でイワオヌプリの頂上に立ち、座ることもなしに羊羹を食べ、記念撮影をした。そのまま右回りに外輪を一周し、登ってきた道を降りた。