横津・烏帽子・袴腰(2)

takasare2006-06-02

いつもは、我々が登ってきて驚かれる赤川ルートから夫婦が登ってきた。「かぶってませんでしたか」「途中の桜はどうでしたか」と質問してしまう。2週間前硬かった桜が満開だという。来週の山の会で登るまではもたないだろうなと思った。のんびり昼を食べた後「久保田がすごいぜいたくだなぁ」と体を伸ばしていた同感である。そして下山を開始した。
  
 山の会のケルンで山谷さんが手を合わせ、ミヤマキンバイに見送られて袴を下りた。写真を撮りたくて後ろに回ったら、久保田のペースが速くて、烏帽子の登りはきつかった。雪渓の手前で、東京から来たという夫婦と逢った。今日の天気ならもう少し人が登ってきてもいいはずなのに…と思いながら、つま先を雪に打ち込み雪の感触を楽しんだ。
烏帽子からの高原歩きは、行く手に羊蹄山が見えたり、駒が待ち構えるように裾を広げていたり、歩くことが楽しい。風が気持ちいい。開建の殉職ケルンで一休みした後、折角だから横津の頂上を踏むことにして、神社、沼、山頂のレーダー、大沼を見下ろす北端部まで散策した。
 
 アスファルトに飽きた頃ゲートに着いた。15:00.
 こんな感じで、35年の空白を飛び越えた高校の友人同士での山歩きが始まろうとしている。次は、恵山か庄司山を計画し、大千軒につなげよう。