七飯岳

takasare2006-05-24

 藤城育成牧場の入り口に車を停めて作業道を歩いた。朝降っていた雨がすっかり晴れて、空気がきれいだ。駒ケ岳 が近く見える.頂上に近くなると、大回りの作業道をはずれ、枯れ草と苗木のような木の斜面を直登した。今までの七飯岳では最高の天気なので、写真を撮り、頂上台地の東端の岩場で昼にした。今日はパンにしたら山谷さんは握り飯だった。おかずなどいただき、ぽかぽか陽気を浴びてとりとめのない話をしていた。ほんとうに気持ちがいい。ついに寝っころがってしまった。
 今日はこの岩場を下りて、さっき桜越しに見え、今も気持ちよさそうに向かいに延びている作業道がどこまで行っているのか探ることになっている。下りようとしたら、夫婦らしい二人連れが頂上の方からきた。坂口さんの名前が出ると「ああ知っています」ということで、タークーニャンの話などをした。家から見るとすごい崖のようなこのルートも実際はそう大きくはないし、急でもない。
 作業道は大して奥行きがあるわけではなく、カール上の源頭斜面の林間を登ったり下りたりしながらシラネアオイサンカヨウエゾエンゴサクを写し歩いた。作業道は牧場に入り、牧場を抜けて登りに歩いた道につながった。蝦夷松山でわからくて、山谷さんが調べてくれた「タチカメバソウ」があった。 ゲートには白い車が止まっていた。さっきの夫婦はもう帰ったと思われるし、別の人が登っているのかもしれない。今日は山日和だ。