「いしくら」大川町

 自分で発見できず職場のIさんに教えてもらった蕎麦屋さんだ。教育大通りラルズのあるモールの裏手にある。何回か曜日を変えて行ったが閉まっていたのでどうしたかなと思っていたが、たまたまプールに行くのに通りかかったら暖簾が下がっていたので入店した。新蕎麦で挽きぐるみだというもり蕎麦を注文した。客は入れ違いに出て行った男性だけだったらしく私一人。
 出された蕎麦は、新蕎麦らしく緑がかった細打ちの麺である。口に5、6本啜り込むと味香りがほのかに喉を刺激する。きりっと冷たい水で締められ、角が立っている。舌触りが言い。残念だったのは、わさびが少し鈍く、つけても蕎麦の甘さを引き出せなかったことである。たれは甘めで細い麺には合っていた。
 濃いだろうな 予想通り濃いめの蕎麦湯にきざみねぎとワサビをいれ残ったたれをいただいた。やはりここでもわさびの利きが物足りなかった。
 かけ蕎麦が気になったが、いしくらの蕎麦は予定外で、昼を食べて来ていたので今日は見送った。来週プールに行く時の愉しみにしよう。その時に忘れた値段をチェックし住所も確かめよう。