「大阪屋」桔梗町

 函館新道産業道路から走って、桔梗ICの手前花の湯の看板を左折すると大阪屋がある。その産業道路函館新道への入り口の所にビジネスホテルも兼営している本店大阪屋がある。今回食べたのは、支店の方である。
 11時35分に庵木瓜の暖簾をくぐった。我が家と同紋である。昼を控えテーブル席を遠慮し、カウンター席に腰を下ろした。
 ほどなく出て来たもり蕎麦は、細切りと言うよりは薄切りで仕上がっている。それほど強くはないが、そばの味香りは感じることができる。つけ汁は辛めで、平均的な函館の辛汁と言って良い。舌ざわりは滑らかで口の中につるつるっとはいっていく。もう少し年期が入ると、もっとうまくなるような店ではないか。
 蕎麦湯は薄く、もっと濃い方が私は好みである。もり蕎麦525円。