この世に生を受けて記憶にある最初の食べ物は南瓜ご飯である。どう食べたか、どんな味だったかは記憶にない。湯気の中、黄色く賽の目に刻まれた南瓜が散りばめられた真っ白いご飯が目裏に今も残っている。わたしの「食欲は目から」はこのときすでに始まって…
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