南瓜飯が印象に強い。 樺太から私達一家が引き揚げた戦争直後の炭坑町歌志内は比較的物に恵まれていた…と思っていた。 ある日、蓋を開けた釜の中に真っ黄色のご飯が炊き上がっているのをのぞき込んでいる自分を覚えている。炭坑町だから喰えたのだと思ってい…
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